伝統とモダンが交錯する「HIBANA」の新たな挑戦
日本の着物文化の中でも重要な位置を占める「黒留袖」。結婚式や特別な場面で着用されることが多く、同時に多くの思い出が詰まった一着です。しかし、年々その数百万着が廃棄されている現実があります。そんな中、「HIBANA」という新しいブランドが登場しました。これは、着られなくなった黒留袖をアップサイクルし、日常でも楽しめるファッションアイテムへと生まれ変わらせるプロジェクトです。
ブランド立ち上げの背景
「HIBANA」を立ち上げたのは株式会社アンドスター。福岡を拠点としているこの会社は、「文化と技術を未来へつなぐ服づくり」をミッションにしています。日本では、毎年大量の着物が処分される中、廃棄される着物に宿る思い出や歴史を大切にしたい、そんな思いから「HIBANA」は誕生しました。
特に目を引くのは、同じ柄のものは二つと存在しない一点物のデザインです。それぞれの黒留袖にはユニークな物語があり、着る人それぞれがその物語を体験することができるのです。これにより、身に纏うたびに自身のスタイルを感じることができる特別感が生まれます。
商品の特徴
「HIBANA」のアイテムは、シャツやバッグ、アウターなど、日常使いできるデザインにアレンジされています。その色彩やモチーフは、着物の伝統を感じさせつつも現代的なセンスが溢れています。
さらに、これらのアイテムは国内工場で職人によって一点一点手作業で仕立てられており、高品質な仕上がりが特徴です。使用する生地の風合いを最大限に活かすことで、毎日着たくなるような魅力を放っています。
サステナブルな取り組み
また、HIBANAは環境への配慮も大切にしています。アップサイクルによって廃棄される着物を減らす取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた小さな一歩です。資源を大切にする姿勢が、次の世代への文化の継承へとつながっていくことを願っています。
今後の展望
「HIBANA」は、2025年8月から応援購入サービス「Makuake」で先行販売を開始。この後は海外のポップアップストアやオンライン販売の強化を予定しています。今後、欧米市場やインバウンド観光客を狙った展開も考えており、将来的には「Made in Japanのアップサイクルブランド」として国際的な認知を目指しています。
プロジェクトの詳細と支援を募集
詳細については「Makuake」の特設ページを訪れてみてください。あらかじめユーザー登録を済ませると、スムーズにプロジェクトへの支援が可能です。次世代のファッションに触れるチャンスをお見逃しなく。
こちらからプロジェクト詳細にアクセス
お問い合わせ先
株式会社アンドスター 代表取締役:福田
電話:092-287-6433
メール:
[email protected]
「HIBANA」の新しい展開に目が離せません。