積水ハウスCM効果分析
2022-04-21 09:20:02

テレビCMの集客効果を可視化する!積水ハウス「住まいの参観日」キャンペーン分析

テレビCMとデータ放送で集客効果を可視化!積水ハウス「住まいの参観日」キャンペーン分析



技研商事インターナショナル株式会社は、積水ハウスのイベント「住まいの参観日」のテレビCMとデータ放送を連動させたキャンペーンの効果測定を実施しました。本企画では、CMと連動して表示されるデータ放送にて、視聴場所に応じて積水ハウスのイベント「住まいの参観日」の近くのモデルルームを表示。データ放送で表示されるQRコードより、該当エリアの住まいの参観日HPへと誘引しました。

中京テレビとの共同調査として、コンバージョンとジオマーケティングの2つの視点から広告の効果測定を行いました。コンバージョン分析では、テレビ視聴、データ放送でのアクション、HPへの来訪・予約、モデルルームへの来場に至る一連の視聴者行動を、視聴データ・WEBアクセスログを統合して解析しました。

ジオマーケティング分析では、テレビに登録された郵便番号を視聴データにて取得し、CMの視聴、またデータ放送で能動的な行動に及んだ視聴者がどのエリアに多く分布していたかを測定しました。さらに、技研商事インターナショナル株式会社が保有する、家族構成、住民年齢構成、平均年収などのエリアセグメンテーションデータ「c-japan(R)」と掛け合わせることで、このCMがどのようなターゲットに訴求でき、Webサイト訪問やクリック等の行動につながったかを計測しました。

今回の分析では、ジオマーケティング分析の結果の一部が公開されました。広告施策参加(QRコード表示)傾向を、居住地特性別に評価した結果、以下のことが明らかになりました。

広告施策の参加効率が高かったのは、【マイホーム予備群】、【子育て真っ盛り】のセグメント。戸建て住宅に関心が高いニューファミリー層の参加率が高い傾向が見て取れました。
都市部の共同住宅(マンション)住まいが多いセグメントでは、全般的に参加率が低い傾向。都市部のマンション住まいが多い居住セグメントは、戸建て住宅の関心が相対的に低いと思われる。

エリアマーケティングGIS「MarketAnalyzer™ 5」とエリアセグメンテーションデータ「c-japan(R)」を活用



今回の分析では、技研商事インターナショナル株式会社のエリアマーケティングGIS「MarketAnalyzer™ 5」とエリアセグメンテーションデータ「c-japan(R)」が活用されました。

「MarketAnalyzer™ 5」は、探索的かつ高度な分析によりエリアの特性を知るGISで、国内2,000社以上の導入実績があります。オンプレミス版やクラウド版など様々なラインナップを用意しており、エリアごとの居住者属性のセグメントを知ることができる「c-japan(R)」や、人口、世帯、消費、年収等の統計データを用いて、店舗商圏のマーケットボリュームやターゲット分布を瞬時に把握することができる等の特長があります。

「c-japan(R)」は、日本全国の町丁目/郵便番号界/メッシュを、年齢/家族構成/住宅/就業等や年収/地価、さらに車種別自動車登録台数、チェーン店舗の位置情報の小地域データベースを用いて、技研商事インターナショナル株式会社独自の特許技術により11の中分類・36の小分類にクラスタリング(分類)したエリアセグメンテーションデータです。

テレビCM放送情報



CM放送番組および日時:「キャッチ!」月~金15:48~19:00 2021年8月19日、26日、30日、9月2日計4回
放送エリア:愛知県・岐阜県・三重県

技研商事インターナショナル株式会社について



技研商事インターナショナル株式会社は、マーケティング向けデータ分析ツールの提供・運用支援を通じ、マーケティングデータ領域のエコシステム構築を進めることで、企業のデータに立脚した事業推進をサポートしています。

商圏分析、エリアマーケティング向けGIS (地図情報システム)の提供
蓄積した分析データ・ノウハウの提供
インストアの来訪者検知の仕組みの構築
デジタル広告のセグメントの高度化

まとめ



今回の分析では、テレビCMとデータ放送を連動させたキャンペーンの効果測定を通じて、集客効果や反響が高かった層のペルソナを可視化しました。特に、戸建て住宅に関心が高いニューファミリー層への訴求効果が高いことが明らかになりました。今後は、これらの分析結果を基に、より効果的なマーケティング施策を展開していくことが期待されます。

会社情報

会社名
技研商事インターナショナル株式会社
住所
東京都新宿区新宿2-1-12PMO新宿御苑前 7F
電話番号
03-5362-3955

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