サブリ首相が来日
2022-06-03 15:35:44

イスマイル・サブリ首相が日本訪問、アジア開発キャピタルと面会

イスマイル・サブリ首相が来日しアジア開発キャピタルと面談



マレーシアのイスマイル・サブリ首相は、2023年5月23日から27日の間に日本を訪れました。今回の訪問では、岸田文雄内閣総理大臣との首脳会談に参加し、日本経済新聞社主催の「第27回国際交流会議『アジアの未来』」にも出席しました。この年は、日本とマレーシアにとって、外交関係の樹立65周年および東方政策の開始40周年を迎える意義深い年です。

首脳会談の結果として、双方は特定技能、青年・スポーツ交流、そして航空機産業における協力に関する覚書を締結しました。サブリ首相と岸田総理は、マレーシアの東方政策のさらなる発展 を目指し、協力を強化していくことに合意しました。

アジア開発キャピタルのアンセム代表と面会



サブリ首相はその後、アジア開発キャピタル株式会社の代表取締役社長アンセム・ウォン氏と面会しました。アンセム氏は、国費留学で日本に渡り、その後同社の社長に就任した経歴を持っています。この面会では、首相から「対マレーシア投資の牽引役を担ってもらいたい」との激励を受け、政府が提供する様々な投資優遇措置に関する説明も行われました。

面会の中で、アンセム氏は、投資先である豊田TRIKE株式会社が開発を進めているEVモビリティのアジア市場での展開についても話題にしました。また、アジア開発キャピタルが現在、東京証券取引所の特設注意銘柄に指定されていることから、内部管理体制の見直しに全力で取り組んでいることも報告しました。

このような重要な議論や情報交換が行われ、サブリ首相はアンセム氏の説明に対し、非常に熱心に耳を傾けていました。

マレーシアメディアの注目



この面会に関しては、マレーシア現地のメディアでも取り上げられています。イスマイル・サブリ首相の日本訪問やアジア開発キャピタルとの会合は、両国関係の深化を象徴する出来事として広く報じられています。特に、経済や投資の分野での相互協力の可能性については、大きな期待が寄せられています。

アジア開発キャピタルは、1922年に設立された企業で、東京都中央区に本社を置いており、投資事業や金融事業を展開しています。国際的な視野を持つ同社は、今後の成長と可能性に注目が集まっています。

この一連の動きは、日マレーシアの関係深化だけでなく、アジア全体の経済連携を強化する上での重要なステップとなるでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。

会社情報

会社名
アジア開発キャピタル株式会社
住所
東京都中央区勝どき1-13-1イヌイビルカチドキ4F
電話番号
03-5534-9614

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