マイクロフォーカス、最先端のCOBOL開発ツールとイベントを発表

マイクロフォーカスが新たなCOBOL製品を発表



2023年9月4日、マイクロフォーカス合同会社は最新のCOBOL開発ツールであるMicro Focus™ Visual COBOL 9.0JMicro Focus™ Enterprise Developer 9.0Jを発表しました。これらの新製品は、よりモダンなCOBOL開発をサポートし、大規模なメインフレームのモダナイゼーションを加速させるために設計されています。これにより、多くのITリーダーが求めるCOBOLスキルの要件に的確に応えることを目指しています。

新機能のハイライト



新しいVisual COBOLとEnterprise Developerには、多くの新機能が追加され、特にJavaとの統合が一層容易になりました。具体的には、新しいCOBOL言語構文の導入により、パラメーター化されたセクションやネイティブCOBOLとJavaメソッド間の呼び出しが可能になりました。また、精力的に機能が強化されたユニットテストツールを活用することで、アジャイル開発やCI/CD、DevSecOpsのプロセスを一段と効率化します。

この新しいリリースは、Micro FocusのAMC(Application Modernization and Connectivity)製品群として、既存のアプリケーションのクラウドモダナイゼーションを支援する多くのツールと機能を提供しています。

ITトランスフォーメーションの重要性



COBOLを使用している多くの組織は、ITトランスフォーメーションを進めており、その目的の一つがクラウドへの移行です。クラウドやその他の新しいプラットフォームへの移行は、慎重な計画と周到な準備が不可欠です。最適なバランスを考える中で、ビジネスの競争優位性を保持するためには、既存の基幹業務アプリケーションやプロセスを活用することが重要です。このアプローチは、旧来のアプリケーションを新たに書き換えたり置き換えるのではなく、再利用や異なる目的への転用を目指しています。

GartnerやStandish Groupが示唆する通り、既存の資産を活かすモダナイゼーションはデジタルトランスフォーメーションにおける実践的なアプローチとして高く評価されています。多くの企業は、コストとリスクを管理しつつ迅速に新たな価値を提供できるこの戦略を最も効果的だと認識しています。

モダナイゼーションフォーラム2023について



加えて、マイクロフォーカスはモダナイゼーションフォーラム2023を2023年11月16日に開催予定です。このフォーラムでは基幹システムの最新動向や、今回発表された新製品の効果的な活用法、国内外のユーザー事例などが紹介されます。イベントは東京ミッドタウン(六本木)のミッドタウンホールBで実施され、フィジカルイベントとしては3年ぶりの開催となります。

イベント情報


  • - 名称: モダナイゼーションフォーラム2023
  • - 日時: 2023年11月16日(木)13:30~17:00(調整中)
  • - 会場: 東京ミッドタウン(六本木)ミッドタウンホール B
  • - 主催: マイクロフォーカス合同会社
  • - 対象: 基幹システム構築に関わる情報システム部門や関連業界の方
  • - 参加費: 無料(事前登録制)

参加希望の方は、モダナイゼーションフォーラム2023の申し込みページから登録をお願いいたします。

事後の関連情報


新製品の詳細な特長や、利用環境についての情報もさまざまなリンクから確認可能です。さらに、マイクロフォーカス合同会社の製品への問い合わせは、こちらから行えます。

これからもマイクロフォーカスは、ITの進化を支える革新的なソリューションを提供し続けるでしょう。

会社情報

会社名
マイクロフォーカス合同会社
住所
東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー19階
電話番号
03-5413-4800

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。