ピンクリボンオンラインイベント「もっと 知って 乳がんのこと」開催レポート
2023年10月1日、ミリアド・ジェネティクス合同会社が主催するオンラインイベント「もっと 知って 乳がんのこと」が開催されました。このイベントは、乳がんの早期発見と早期治療の重要性を広める目的で実施され、元SKE48の矢方美紀さん、陶芸家の岡崎裕子さん、パラレルシンガーの七海うららさんが登壇しました。司会はフリーアナウンサーの森本智子さんが担当されました。
セミナー1: 矢方美紀さんの体験談
まずご登壇されたのは矢方美紀さん。25歳の時に乳がんを患った彼女は、「ある芸能人が乳がんで亡くなったニュースがきっかけでセルフチェックを始めました。その結果、硬いしこりが見つかりました」と振り返りました。手術に抵抗を感じつつも医師のアドバイスを受け、全摘術を決断したとのことです。
矢方さんは、「自分の体は自分にしか守れない」と力説し、ポジティブな心持ちを忘れず、日々を楽しむ姿勢を語りました。
セミナー2: 岡崎裕子さんの経験
続いて岡崎裕子さんが登壇し、乳がんが発見された背景について話しました。日常生活の中で偶然しこりに気づき受診した際、病院での診断が下されたそうです。「抗がん剤治療の後、全切除手術を受けましたが、今は無治療で経過観察中です」とのお話がありました。
また、遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)であることが判明したことも触れ、自分自身を知ることが未来への備えに繋がると述べました。
スペシャルトーク&コンサート: 七海うららさん
七海うららさんは、乳がん治療を経て音楽活動を始めた理由や、自らの経験を前向きに活かしていることを語りました。「乳がんが見つかったきっかけはインナーに血がついていたことで、検査の結果、非浸潤性の癌と診断されました」と告白。彼女は「この経験を音楽に込め、他の人々に希望を与えたい」とのメッセージを伝えました。
トークセッション
澄んだ会話の中で、竹井淳子先生が乳がん検診やセルフチェックの重要性について詳しく解説しました。竹井先生は、がんの早期発見が可能であること、そして、定期的な検診が不可欠だと強調しました。「がんの発症リスクを理解し、必要に応じて遺伝子検査を受けることで、未来の選択肢を広げましょう」とのアドバイスもありました。
終わりに
イベントの締めくくりとして、森本智子さんが感謝の意を表し、多くの人に乳がんに関する知識が広まり、セルフチェックが進むことを願いました。
ミリアド・ジェネティクスは、遺伝子検査を通じて人々の健康を支える企業として注目されています。彼らの活動は、病気のリスクを評価し、医療コストを削減することに寄与しています。
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