Dify EnterpriseがMicrosoft Azure Marketplaceで正式提供開始
株式会社LangGeniusは、AIアプリ開発プラットフォーム「Dify」のエンタープライズ版である「Dify Enterprise」を、Microsoft Azure Marketplaceにて正式にリリースしました。これにより、各国の企業はオンラインマーケットを通じてDify Enterpriseを容易に導入できるようになります。
信頼性の高いクラウド基盤
Difyユーザーにとって、Azureクラウドプラットフォームの信頼性を活用することによって、アプリケーションやサービスの展開が効率的かつ安定的に行えます。特に、Azureを利用する企業にとっては、Dify Enterpriseの購入や請求プロセスがスムーズになるため、調達手続きが簡素化されます。
Dify Enterpriseの機能
Dify Enterpriseは、AI開発を支える様々な機能を搭載しており、エージェントベースのワークフローやRAGパイプライン、外部ツールとの豊富な連携が可能です。このオールインワンプラットフォームは、企業がAIアプリケーションを大規模に構築、展開、管理するための手助けをします。また、ユーザーはニーズに応じて、オンプレミス展開またはクラウド展開を選択でき、最高のコンプライアンスとデータ制御が保証されます。
高度なセキュリティとサポート体制
Dify Enterpriseは、高度なマルチテナント管理機能やシームレスなシングルサインオン(SSO)統合を標準装備しています。さらに、集中管理のアクセス制御と包括的な監査ログ機能により、エンタープライズ向けのセキュリティが強化されています。企業の顧客には専用のサポートチャネルや専門サービスオプションも用意されており、個別に交渉可能なサービス品質保証契約(SLA)も提供されています。
経営陣のコメント
LangGeniusのCEO、Luyu Zhang氏は以下のように述べています。
「この度、Microsoft Azure Marketplaceへの参加により、世界各国の企業が信頼性の高いクラウド商取引チャネルを通じてDify Enterpriseにアクセスできることを非常に嬉しく思っています。」
Microsoft Azureのプラットフォーム担当ゼネラルマネージャー、Jake Zborowski氏も「Microsoft Azure Marketplaceは、Dify Enterpriseの導入を歓迎します。このプラットフォームは、年間数百億ドルの取引を支えており、お客様に柔軟性とコスト効率性を提供しています。」とコメントしています。
Azure Marketplaceとは
Azure Marketplaceは、Azure上で動作保証されたクラウドソリューションを企業が見つけて購入できるオンラインマーケットです。革新的なクラウドベースのソリューションを探す企業と、それに対応するソリューションを設定したパートナーを繋ぐ役割を果たしています。
株式会社LangGeniusについて
株式会社LangGeniusは、誰でも簡単に生成AIアプリケーションを構築できるノーコード・ローコード開発プラットフォーム「Dify」を提供している企業です。エージェントワークフローからRAGパイプラインまで、GUIを使って直感的にAIアプリケーションを作成可能で、多くの開発者や企業に愛されています。日本国内でも、NTTデータ、NTT東日本、カカクコム、日本電子計算、リコーなどの大手企業がDifyを導入しており、生産性向上とデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に寄与しています。
詳しい情報については、Dify公式日本語サイトをご覧ください。