PeopleX、新たなAI面接官事業に参入
株式会社PeopleX(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:橘 大地)は、バーチャルヒューマン技術を駆使したAI面接官事業に正式に参入したことを発表しました。この取り組みはAiHUB株式会社とのコラボレーションにより、採用面接の新たなモデルを提供するものです。
バーチャルヒューマン技術の導入背景
アメリカでは、従来のジョブ型雇用が見直され、スキルに基づいた労働モデル「スキルベース組織」が注目を集めています。この新しいモデルは、特定の職務に拘束されず、様々なスキルを持つ人材を柔軟に活用することができます。特に、慢性的な人材不足を背景に、企業は多様な人材を確保するためにスキル重視の採用方法にシフトしています。
この流れを受け、PeopleXは「スキルベース採用×AI面接」を推進し、日本国内はもとより、グローバルな人材市場においても影響を及ぼすと見込んでいます。AIを用いた面接は、公平性や一貫性を確保し、求職者にとってもストレスの少ない選考体験を提供することが可能です。
AI面接官の機能と期待される効果
当社が調査した結果によると、約75%の求職者が「一次面接はAI面接官で構わない」と答えており、AI面接官がもたらす公平性や緊張感の軽減に対する期待がうかがえます。具体的な機能としては、バーチャルヒューマンによる音声面接、履歴書や職務経歴書に基づく深堀質問機能、会社紹介機能、ATSとの連携機能など多岐にわたります。また、面接の様子を動画で確認できる機能も搭載し、より詳細なフィードバックを候補者に提供します。
面接官としてのAIの受け入れ状況
実施された意識調査によると、採用面接経験者においては、人間の面接官よりもAIの方が「公平に判断される」と認識されていることが明らかになりました。この結果は、AI面接官が実際の面接環境において多くのメリットをもたらす可能性を示しています。さらに、好きな著名人のバーチャルヒューマンによる面接が行われる場合、参加意欲が高まるとの意見が多く寄せられています。
未来への展望
PeopleXは今後もバーチャルヒューマン技術を駆使し、社員の能力発揮を支援するプログラムを展開していく考えです。具体的には、開発者向けのコーディング試験や営業向けのロールプレイングトレーニングなども予定しています。新しい時代にふさわしいHRサービスを通じて、企業と従業員の両方の成功を追求していきます。
会社の概要
株式会社PeopleXは、エンプロイーサクセスに特化したHRカンパニーであり、企業の人的資本経営を支援しています。エンプロイーサクセスプラットフォーム「PeopleWork」や人材紹介エージェンシー「PeopleAgent」など、多様なサービスを展開し、企業の成長をサポートしています。
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