ハルシネーションな抹茶ラテアート体験！原宿で大会開催

日本の抹茶ラテアート、原宿で開催された大会

11月21日（木）、原宿の「dotcom space Tokyo」にて「Japan Matcha Latte Art Competition 2019 Autumn」が開催されました。この大会は、抹茶ラテアートに特化した唯一のイベントであり、その魅力を存分に楽しむことができる場となります。

近年、抹茶は日本の伝統的な飲み物としてだけではなく、国内外のカフェやレストランでも身近な存在になっています。SNSでは、抹茶を使った飲食物の投稿が増えており、特に若い世代に人気を博しています。その背景には、日本茶カフェの増加や、モダンなスタイルで提供される抹茶が影響しています。

抹茶ラテアート大会の目的

この大会は、抹茶を含む日本茶の新しい楽しみ方を探るきっかけを提供することを目指しています。抹茶の魅力を多くの人に知ってもらうために、高い技術を必要とするラテアートの競技が選ばれました。このイベントでは、ファイナリスト12名のバリスタたちが、最適な技術を駆使して作品を作り上げます。

競技の流れと観戦の楽しみ

大会は、松竹芸能のコーヒールンバ平岡氏が司会を務め、音楽はDJのTaichi Isozaki氏によって盛り上げられます。競技は、参加者が実際に作成するラテアートを間近で観ることができる特別なステージで行われます。観客は、リアルタイムで流れる映像を通じて、各選手の技をじっくりと楽しむことができるのです。

予選ステージの審査員には、世界ラテアートチャンピオンなどが名を連ね、厳格な審査が行われます。決勝では、一般観覧者も審査に参加し、より多角的な評価が加わります。このようなインタラクティブなスタイルが、観客を一層引き込む要素となります。

特別な抹茶ラテとスイーツ

参加者には、使用する抹茶を使用したラテが提供され、その抹茶は2017年度の全国茶品評会で内閣総理大臣賞を受賞した「製茶辻喜」のものです。さらに、大会オリジナルの抹茶スイーツも販売され、観戦しながら楽しむことができます。このように、抹茶の魅力を存分に味わえる機会は、参加者にとっても特別な体験となるでしょう。