高校生と企業が横須賀の未来を探るプロジェクト「よこすかengine」
地域の中高生と企業が連携し、横須賀の未来を切り拓く取り組み「よこすかengine」が始まりました。このプロジェクトは、合同会社よこすかラボと株式会社教育と探求社が協力して運営されます。昨年に引き続き、三浦学苑高等学校と湘南学院高等学校の生徒たちが参加し、約340名の高校生が地域の企業と共同で探求活動を行います。
プロジェクトの目的
「よこすかengine」は、横須賀市内の中高生が地域の持つ特性や企業のリソースを結びつけ、新たなイノベーションを生むことを目指しています。横須賀市はかつて2013年に全国1位の転出超過数を記録した経緯があり、人口流出や空き家問題が依然として深刻です。そのため、生まれ育った地域を再発見し、地元の歴史を継承しながら学び続ける人材の育成が求められています。
生徒たちは「地域イノベーター」として、企業との対話を通じて自由な発想を促し、地域をより良くする「イノベーションプラン」を提案します。授業は約半年間にわたり、企業は学校に複数回訪れることで、生徒とのコミュニケーションを深めます。
2024年度の取り組み
2024年度も引き続き、三浦学苑高等学校と湘南学院高等学校の生徒たちが参加し、地元企業8社と共同での探求活動を行います。ここでの学びは、生徒たちに地域への愛着を育むとともに、企業や地域にとっても新たな発見をもたらす契機となるでしょう。
合同研修見学のご案内
プロジェクトの一環として、企業と生徒の初めての出会いを体験する合同研修見学が予定されています。この場は、地元企業や学校関係者が参加可能であり、報道関係の方々の取材も歓迎されます。詳細は以下の通りです。
- - 日時: 2025年8月19日(火)14:00〜17:00
- - 場所: 三浦学苑高等学校(横須賀市衣笠栄町3-80)
- - 見学のお問い合わせ: 合同会社よこすかラボ 三田(070-1384-1510)
参画企業と実施学校
「よこすかengine」には、湘南学院高等学校と三浦学苑高等学校が参加し、以下の企業が参画します。
- - イオンリテール(イオンスタイル横須賀・イオン久里浜店)
- - いちご
- - 京急電鉄
- - 建新
- - シテコベ
- - ステップ
- - スマイル
- - ヨコソー
まとめ
「よこすかengine」プロジェクトは、地域の将来を担う若者たちが企業と協働することで、さらなる地域活性化を目指しています。この取り組みが地域の雇用創出や活気のあるコミュニティづくりにつながることを期待しています。横須賀市の未来を担う高校生たちの挑戦に、ぜひ注目してみてください。