水の管理は、現代の製造業においてますます重要な課題となっています。栗田工業株式会社は、この分野での新しい取り組みとして、水処理装置の検証と最適化を行うサービス「NEXTANCE」を発表しました。
このサービスは、現在使用中の水処理装置の運転状況を多角的に診断し、エネルギー効率の向上や水の節約、IoT技術を活用した運用の改善を提案します。水処理装置は、製造業において欠かせない要素ではあるものの、装置の老朽化やオペレーターの技術不足が問題視されています。このような背景から「NEXTANCE」は生まれました。
特に、最近では工場の装置が古くなり、その管理を行う熟練の技術者が不足していることが、現場の維持管理に多大な負担をかけていると指摘されています。グローバルな視点では、温室効果ガスの削減や事業継続計画(BCP)に対する対策が急務であるため、企業はより多様な課題に直面しています。
「NEXTANCE」は、栗田工業が長年の経験で培ってきた水処理に関する専門知識を基に構築されており、四つの診断(性能、リスク、効率、修繕計画)を通じてお客様の問題解決を図ります。プロセスは、まず装置の現状を把握し、診断の目的を明確にすることから始まります。そして、装置の状態評価や改善ポイントを見つけ出し、その結果を基にアクションプランを作成します。これらの初期診断は無料で提供されます。
アクションプランは、お客様のニーズに基づいて、装置の安定運用や省エネ、メンテナンス、装置の更新に関する支援を行います。このようにして、さまざまな課題の解決策を総合的に提供することを目指しています。
実際に「NEXTANCE」を利用したお客様からは、純水製造プロセスでのトラブルを特定し、3割のランニングコストを削減した事例も報告されています。また、クリタの契約型純水供給サービス「KWSS」への切り替えにより、更新費用や運用に関する課題を同時に解決したケースもあります。
「NEXTANCE」について興味のある方は、栗田工業の営業担当または特設サイト「KCRセンター」を通じて問い合わせてみてください。
栗田工業は創設以来、水に関連する知識を駆使し、顧客や社会に新しい価値を提供するイノベーションを進めています。この取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に向けての貢献を続けていきます。
*注:無料診断を提供していますが、一部調査内容によっては有料となる場合があります。
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