FSC AWARD 2019
2019-10-01 14:30:01
FSC AWARD 2019が次世代の中高生を対象に開催されました
FSC AWARD 2019が東京大学で開催
2019年9月29日、東京大学の弥生講堂アネックス「セイホクギャラリー」において、FSCジャパンが主催する『FSC AWARD 2019』が開催されました。このイベントは、国際的な森林認証制度であるFSC(Forest Stewardship Council)の認知度を高めるために、中高生を対象としたアイデアコンペティションです。日本の森林保全に特化した数々の作品が発表され、多くの熱意ある発表者たちが集まりました。
イベントの概要
日時: 2019年9月29日(日)13:00~17:00
会場: 東京大学弥生講堂アネックス「セイホクギャラリー」
主催: 特定非営利活動法人 日本森林管理協議会(FSCジャパン)
特別協賛: 花王株式会社
協賛: 日本マクドナルド株式会社、明治ホールディングス株式会社、株式会社明治
応募課題と参加者の熱意
今回のFSC AWARDにおける応募課題は「FSC認証商品を選ぶ価値」を多くの人々に伝えるための斬新なアイデアでした。応募資格は中学生または高校生で、指定のFSCイベントに参加した個人やグループが対象となっています。このような取り組みの中で、若者たちが自分たちの才能を使って環境保護に寄与する姿勢は、大変意義深いものです。
受賞結果
厳正な審査の末に決定された受賞校は以下の通りです。
金賞: 三田国際学園高校
銀賞: 富士高校チームC
銅賞: チームボルネオ、豊島岡女子高校
受賞者たちは、FSCの重要性だけでなく、環境全般に対する意識の高さを発表の中で示しました。この機会を通じて、彼らの斬新なアイデアや強い意志は、参加企業や来場者にも強く響きました。
総評
主催者であるFSCジャパンの代表、太田猛彦氏は、参加学生の発表に感銘を受けたと述べました。彼は、「全ての応募作品のレベルが高く、審査は極めて難しかった」と言及し、同時に、「若者に全てを託すのはずるい」との意見にも同感だと語りました。これは、すべての世代が協力して森林保全に取り組む必要があることを強調しています。
FSCとその意義
FSC(Forest Stewardship Council)は1994年に設立された非営利団体で、環境保全と経済的な持続可能性を両立させた森林管理を普及させることを目的としています。FSCの認証を受けた製品には、FSCラベルが付与され、消費者はこれを選ぶことで世界の森林保全に寄与することができます。このような取り組みは、SDGsの目標達成にも貢献する重要なアクションとなります。
FSCフォレストウィーク 2019
FSCフォレストウィークは、FSC認証普及を目的としたキャンペーンで、2019年7月20日から9月30日まで実施されました。期間中、企業や消費者に向け、FSC認証商品を選ぶことの重要性を広めています。
このように、次世代を担う中高生たちが積極的に参加することによって、さらなる森林保護への理解が広がっていくことが期待されます。彼らの活動が、未来の持続可能な社会の構築へとつながることを願っています。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人 日本森林管理協議会
- 住所
- 東京都新宿区西新宿7-4-4武蔵ビル5F
- 電話番号
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