法人向け生成AI SaaS「HEROZ ASK」が新機能を追加
HEROZ株式会社は、法人向け生成AI SaaS「HEROZ ASK」に新しい機能であるダッシュボードを実装しました。このダッシュボードによって、各部署やチームが生成AIをどのように活用しているのかを一目で把握できるようになり、業務の効率化を促進します。
ダッシュボード機能の背景
近年、多くの企業が生成AIツールを導入していますが、その利用状況を把握することが難しいという問題が浮上しています。具体的には、どの部署が生成AIを活用しているのか、どの業務でどれだけの時間削減が実現しているかが不明であることが多いのです。これに対して「HEROZ ASK」は、企業の経営層や管理者が生成AIの導入効果を数値化し、戦略的な施策に活用できるようにすることを目指してダッシュボード機能を開発しました。
機能の具体的な概要
新しいダッシュボード機能には、以下のような特徴があります。
- - 利用状況の可視化: 各部署やチーム、プロジェクト単位で、誰が何をどのように活用しているかを迅速に把握することが可能です。
- - アクセス権限の設計: 管理者は全体の利用状況を、オーナーは自部署の情報を確認できるため、明確な管理権限が設計されています。
- - 活用ランキングの表示: 利用状況に基づいて活用が上位のプロジェクトをランキングとして表示します。
- - 時間削減効果の可視化: 具体的な業務(例: 議事録作成やテンプレート作成)において、生成AIを用いた場合にどの程度の業務時間が削減されたのかが具体的に示されます。
- - フィルタ機能: 無償版では月単位の利用状況を確認でき、有償版では月日単位でさらに詳細なデータが閲覧可能になり、グラフ表示やCSV抽出も行うことができます。
今後の展望
今回のダッシュボード機能は無償版として提供されており、多くの企業が利用できるようになっています。しかし、今後はお客様からのフィードバックを活かし、高度な分析機能やフィルタリング機能を備えた有償版のリリースも計画しています。「HEROZ ASK」は企業や現場のニーズに迅速に応え、生成AIの定着を目指して進化を続けていくことでしょう。
[HEROZ ASK]について
「HEROZ ASK」とは、HEROZが提供する生成AI SaaSで、ChatGPTを活用しさまざまな業務をサポートします。リリースから1年で導入企業は250社を超え、教育、建設、製造、ITなど多様な分野で利用されています。公式サイトは
こちらです。
HEROZ株式会社について
HEROZは、2009年に設立されたAI企業で、将棋AIの開発から始まり、その後もディープラーニング技術を活用した多様なサービスを展開しています。彼らはビジネスシーンにおけるAIの活用を追求し、各産業の変革を目指しています。詳細は公式サイトをぜひご覧ください。
HEROZ公式サイト