キャッシュレス社会の挑戦
2019-03-28 09:00:08

キャッシュレス社会の実現へ向けた新たな一歩、サンデンRSの挑戦とは

キャッシュレス社会の実現へ向けた新たな一歩、サンデンRSの挑戦とは



2023年3月29日(金)、サンデン・リテールシステム株式会社(以下、サンデンRS)は、経済産業省主催のプレミアム“キャッシュレス”フライデーのキックオフイベントに参加し、注目の製品を展示しました。それは、生体認証機能を備えた自動販売機です。この新機能を搭載した自動販売機は、指紋認証を利用し、簡単かつ迅速に商品の購入ができる仕組みを提供します。

自動販売機の新しい形



出展された自動販売機は、指紋情報をクレジットカードなどの決済情報と紐付けることで、ユーザーは指1本で手軽に購入手続きが可能です。最初に専用のスマートフォンアプリを使って登録し、指紋を登録することで、このシステムを利用する準備が整います。今回のキックオフイベントでは、登録から決済までの流れを実際に体験できるブースも設けられており、参加者にとっては新しい買い物体験をさせてくれる機会です。

この自動販売機は、マルチ・モジュール・ベンダー(MMV)と呼ばれる、日本初の多機能自動販売機の一環として開発されました。このMMVの最大のポイントは、一台の自動販売機内で飲料や弁当、日用品など多彩な商品を自由に組み合わせて販売できる点です。生体認証機能の追加により、キャッシュレスでの購入がより便利になります。

キャッシュレス化の進展と課題



アジアでは特に中国や韓国でキャッシュレス化が進行しており、韓国では2020年までに「コインレス社会」の実現を目指しています。また、中国ではアリババグループのAlipayが大きな社会基盤として機能しているという実績もあります。しかし、日本のキャッシュレス化は相対的に遅れているのが現状です。サンデンRSは、この生体認証自動販売機を通じて、キャッシュレス化の重要性を周知し、積極的な促進に貢献していく姿勢を示しています。

経済的な利点も考慮



キャッシュレス決済には、現金の製造や輸送、ATMに関するコストの大幅な削減が期待されます。これにより、企業や消費者双方にとって効率的な経済活動が実現できるでしょう。生体認証機能を搭載した今回の自動販売機は、その一環として重要な役割を果たすと考えられています。

展示会の詳細



今回のイベントでは、自動販売機の他にも、商品のバーコードを読み取って指紋認証で決済を行うという新たなセルフレジ「Regi レジ」も展示されました。このセルフレジはタブレットと指紋センサーを組み合わせたコンパクトな設計になっており、クレジットカード決済にも対応しています。

このように、サンデンRSが提案する新しい自動販売機とセルフレジは、キャッシュレス社会に向けた重要な一歩として、多くの関心を集めています。私たちの生活がどのように変化していくのか、今後の動向が楽しみです。

会社情報

会社名
サンデン・リテールシステム株式会社
住所
東京都墨田区錦糸1-2-4 アルカウエスト8階
電話番号
03-5637-0155

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