AIガバナンス認証制度
2026-08-04 12:28:28

一般社団法人日本ディープラーニング協会が新たなAIガバナンス認証制度を創設

日本ディープラーニング協会の新認証制度「C認証」



一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)は、AI技術の進化に対応するため、AIガバナンス体制を確立する新たな認証制度「C認証(AI Governance Core Certification)」を創設し、2026年8月4日から申請を受け付けることを発表しました。この新制度は、企業や自治体がAIを安全かつ持続的に活用するための基準を特定し、その基準に則ったガバナンス体制をJDLAが第三者として認証するものです。

AIの急成長とガバナンスの必要性


近年、AI技術の発展は加速しており、多くの企業や自治体が導入を試みています。しかし、その一方で、AI利用に関連する法律や責任の枠組みは未整備な場合が多く、予期せぬトラブルが発生するリスクがあるため、AIガバナンスの整備は新たな経営課題となっています。JDLAはこの問題に対応するため、企業や自治体が安全にAIを利活用できるよう独自の基準を設けることにしました。

「C認証」の内容と目的


「C認証」の対象は、AIを適切に管理し活用するための組織体制や運用の仕組み全体であり、特定の法人単位での認証を行います。具体的には、利用するAIの把握、リスク対応を行う組織の設置、リスクアセスメントの実施、リスクへの適切な対応など、基本的なガバナンスの仕組みがJDLAが定める基準に適合しているかが評価されます。

この認証を取得した企業や自治体は、AIガバナンス体制の信頼性を第三者の目線から証明でき、顧客や取引先、株主などからの信頼を高めることに繋がります。

認証取得の流れと費用


申請の際には、JDLAが指定する認定コンサルティング企業から支援を受ける必要があります。この企業は、AIガバナンス体制の構築を支援し、認証基準に則った体制を整えるための助言を行います。申請者は、AIガバナンスの構築を行った後、必要な書類を整え、JDLAに提出します。審査を経て、基準を満たしていれば認証が付与されます。

基本的な認証申請の流れは、以下の通りです:
1. 現状確認・体制整備支援
2. AIガバナンス体制の構築
3. 認証申請
4. JDLAによる審査
5. 認証委員会による認証付与

ここで認証の有効期間は2年間と定められており、更新審査を通じて継続的にガバナンス体制の質が保たれることが求められます。

先行認証取得企業


「C認証」の導入に際し、いくつかの企業が先行して認証を取得しました。その中には、株式会社ABEJAや富士ソフト株式会社、株式会社Elithなどが含まれています。これらの企業は、認証取得を通じて自社のガバナンス体制の信頼性をアピールすることが可能です。

結論


JDLAが新たに設立した「C認証」は、日本の企業や自治体がAIをより安全に活用するための重要な手段となることを目指しています。今後、AI技術が社会に広がる中で、このガバナンスの枠組みが確立されることは、信頼できるAIの実現に繋がるでしょう。一般社団法人日本ディープラーニング協会は、この認証制度を通じて、より安心してAIを活用できる社会の実現に向けて尽力していく意向です。


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一般社団法人日本ディープラーニング協会
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東京都千代田区大手町2丁目2番1号新大手町ビル 3F (xLINK内)
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