Genies Marketplaceが開設
2023年4月28日、カリフォルニアに本社を置く新進気鋭のアバター企業、Genies(ジーニーズ)が新たなデジタル体験を提供するため、「Genies Marketplace(ジーニーズ・マーケットプレイス)」を発表しました。これは、NBA Top ShotやCryptoKittiesで知られるDapper Labsとの提携を通じて登場し、Flowブロックチェーンを基盤にした革新的なプロジェクトです。
Genies Marketplaceとは?
Genies Marketplaceは「デジタル・ウェアラブルNFT市場のAmazon」とも形容され、著名人のアバターとデジタルウェアラブルがNFT形式で出品されるプラットフォームです。このマーケットでは、容量に限りがあるため、希少性が高いアイテムが取り扱われます。ユーザーは、ジーニーズのアプリを介してこれらのNFTを購入し、自分のアバターに搭載することが可能です。
この新機能により、著名人と消費者は新たな方法でつながり、エンターテイメントの枠を超えた交流が可能になります。アバターを通じてファンが直接アーティストやスーパースターと関連性を感じることができるため、非常に新しい体験となります。
SDKと更なる発展
Geniesは、最近開発したアバター・デジタル・グッズSDKを通じて、さまざまなプラットフォームで自社のアバター作成が可能になります。これにより、GIPHYとの提携も開始され、7億人以上のユーザーがエコシステム内でジーニーズを利用できるようになりました。
限定ウェアラブルの登場
ジーニーズは今後、著名人や現在のトレンドを意識したユニークなウェアラブル作品を計画しています。これらは毎週数量限定でリリースされ、それぞれに特有の希少性が付与されます。ウェアラブルの種類は多岐にわたり、著名人に関連するアイテムから、NBAやNFL、MLBなどのスポーツ団体とのコラボレーションアイテム、そしてロックやポップ、ラップやヒップホップなどの音楽ジャンルを象徴するアイテムまで含まれています。
ポップカルチャーの重要なイベントに関連した商品や、デジタルアーティストによる作品などもラインナップに加わる予定です。また、最新のウェアラブルを手に入れたユーザーだけが自身のジーニーズアバターに着用させることができ、そのユニークな体験は他にはない魅力を持っています。
ユーザー参加型の特典
ジーニーズでは、これらのウェアラブルアイテムを収集することで得られる特典や、セカンダリーマーケットでの取引も可能にしています。これにより、ユーザーは自らのアバターをカスタマイズするだけでなく、他のユーザーとの交流の場も広がります。将来的には、誰もがアバターに合ったウェアラブルNFTを作成、デザイン、販売するためのツールも提供する予定です。
まとめ
Genies Marketplaceの開設は、デジタルアバターとNFTの新しい時代を切り開くものです。今後の展開に注目が集まる中、ファンと著名人の新たな関係構築が進むことが期待されます。詳細は、
Dapper Labsや
Geniesの公式サイトで確認することができます。