大阪・関西万博での特別イベント「未来のフィッシャーマン!」
2025年の大阪・関西万博で、未来の水産業を担う若者を育成するユニークなイベントが開催されます。「BLUE OCEAN DOME(ZERI JAPAN)」内にて行われるこのプログラムでは、7月28日から8月3日まで、参加者は本格的な水産業の現場を体験できます。主催するのは、フィッシャーマン・ジャパン(FJ)で、全国の水産関連企業と協力し、参加者にさまざまなプログラムを提供します。
多彩なプログラムの概要
この期間中、参加者は水産業のさまざまな側面を体感できます。終了後には、自然環境を守る重要性や持続可能な漁業の重要性についても学ぶ機会があります。
プログラム詳細
以下に示すのは、各日のプログラムの概要です。
- - 7月28日(月) 連続講座:「定置網で漁師体験」
このプログラムでは、実際の定置網を使用し、魚を獲る体験を行います。子どもたちは小さな魚を放す方法や、持続可能な資源管理についても学ぶことができます。
- - 7月29日(火) 連続講座:「一本釣り漁師体験」
大阪名物の「かつお節」のルーツを探リ、カツオの一本釣りを模擬体験します。参加者はかつお節を実際に削る作業も行います。
実際の魚を選び、お客様にその特徴を伝える体験です。魚の魅力を掘り下げ、見た目や味に基づいた提案を行います。
魚を凍らせる理由が学べるプログラム。食材の安全性や鮮度を管理するための凍結技術について学びます。
サステナブルな養殖について学び、持続可能な食文化の一端に触れます。実際にエサやりも体験します。
デジタル仕入れを体験し、魚がどこからスーパーに届くのかをカードゲームを通じて学びます。
IT技術を駆使して魚を探す現代の漁業を学ぶことで、テクノロジーがどのように漁業を変えているのかを理解します。
参加者の特典
すべてのプログラムは無料で、事前予約制です。参加者は6歳から15歳までで、各回10名限定です。参加することで、子どもたちの中に水産業への興味が引き出され、次世代のフィッシャーマンとしての意識が育まれることを目指しています。
このイベントは、フィッシャーマン・ジャパンの取り組みの一環であり、全国の若者に向けた「フィッシャーマン」の理念を広める手助けをします。海の未来をうけとめる新たなプロジェクトとして期待されています。
会社概要
FJは2014年の成立から水産業の魅力を伝えるための活動を行い、若い世代の関心を広げてきました。今回の万博出展はその活動を深化させるステップとなります。
このプログラムへの参加は、楽しい経験であるだけでなく、水産業に関する理解を深め、将来的なキャリアの選択肢にもつながることでしょう。ぜひ、多くの子どもたちにこの貴重な体験を通じて海の大切さを感じ取ってほしいと思います。