ad:tech tokyo 2010が盛況のうちに幕を閉じ、来場者数は10,559名に!
ad:tech tokyo 2010大盛況のうちに幕切れ!
2010年10月28日と29日、東京プリンスホテルにおいて開催された国際カンファレンス『ad:tech tokyo 2010』は、予想を上回る盛況のうちに幕を閉じました。
驚異の来場者数!
2日間での総来場者数は10,559名(うち実人数6,321名)を記録。これは前年比を大きく上回る数値で、ad:techの成長と業界からの高い関心の高さを示しています。会場は、基調講演、36ものセッション、そして活気に満ちた展示ブースで熱気に包まれていました。
グローバル企業の最先端戦略が明らかに!
今年のad:tech tokyoでは、Microsoft、CNNといったグローバル企業のトップが登壇。基調講演では、MicrosoftのCarolyn Everson氏が、急激に変化する消費者動向に対応した広告戦略について、自動車業界の事例を交えながら解説。消費者のデジタル化への対応として「リアルタイムウェブの活用」「コンテンツのポータビリティ」「ナチュラルなインターフェース」の3つのトレンドを提示しました。
一方、CNNのKenneth "KC" Estenson氏は、ソーシャルメディアやウェブを活用したニュース報道の進化について発表。オバマ大統領就任会見でのFacebook統合事例や、イラク紛争時の市民ジャーナリスト投稿プラットフォームiReportの成功などを紹介し、変化への柔軟な対応と、新しい技術・プラットフォームへの果敢な挑戦の重要性を強調しました。
日本の企業の取り組みも注目!
日本の企業によるセッションも充実。NEC、ロボット、ワコールなどの企業が、デジタルメディアを活用したCRM戦略について発表。顧客データの蓄積、情報の可視化、そして段階的な顧客アプローチの重要性が強調されました。「海猿」キャンペーンなどを例に、ファン育成から共創までの戦略が共有されました。また、ワコールは「リボンブラ」「スタイルサイエンス」などのWeb施策を通じて、顧客共感を生み出しながら新規顧客獲得につなげた事例を発表しました。
今後の展望
ad:tech tokyoは、進化を続けるデジタルマーケティングの最先端を捉えたカンファレンスとして、今後も業界をリードしていくことでしょう。来年の開催も期待が高まります。
イベント概要
日程:2010年10月28日(木)、29日(金)
会場:ザ・プリンスパークタワー東京
主催:dmg ::events K.K. Japan
公式ウェブサイト:http://www.adtech-tokyo.com/ja/index.html (現在はアクセスできません)
ad:techについて
ad:techは、世界各地でインタラクティブ・マーケティングのカンファレンスと展示会を開催する大手オーガナイザーです。ニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドンなど世界主要都市でイベントを開催しています。
会社情報
- 会社名
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dmg::events Japan
- 住所
- 東京都港区赤坂7-3-37プラース・カナダ1F
- 電話番号
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03-6894-7430