大丸京都店に飾られた北山杉のクリスマスツリー
京都の冬を彩る特別なクリスマスツリーが、大丸京都店の屋上広場「ことほっとてらす」にて、12月1日から25日までの期間、再びお目見えします。今年のツリーは、昨年の好評を受けての第2弾で、その魅力はあふれています。
このツリーは、地元京都の木である北山杉を中心に、使用されなかった端材を賢く活用したオーナメントで飾られています。具体的には、傷や曲がりがあったために商品化されなかった北山杉の端材が使用されており、持続可能な素材の利用が考慮されています。そのため、天然の美しさを保ちながらもエコなアプローチが実現しています。
また、デコレーションには、京都を象徴する色「紫」が取り入れられています。この色は、優雅さと神秘を象徴し、ツリー全体を華やかに演出しています。紫色のライティングやモールは、訪れる人々の目を引き、心を温かくしてくれることでしょう。
北山杉の魅力
北山杉は、京都市北西部で約600年前から生産されてきた伝統的な木材です。そのまっすぐに立ち上がる木立は非常に美しく、昭和41年には「京都府の木」としても認定され、育まれてきた文化の象徴とされています。また、北山杉は「北山丸太」と呼ばれ、木肌の美しさが特徴で、住宅の建材や木工芸品として重宝されています。環境への配慮や地域の歴史を尊重した素材ですが、視覚的な楽しさも兼ね備えているのです。
今年のクリスマスシーズンには、この北山杉のタッチが感じられるだけでなく、屋上のレストラン「ルーフトップテラス チェーロ バイ イル チプレッソ」であたたかいラテや軽食を楽しむこともできます。また、〈ベジ イソ テラス〉ではバーベキューを楽しむことができ、友人や家族との特別な時間を演出してくれます。
さらに、6つのショップがテイクアウト用のフードメニューを取り揃えているため、ツリーを眺めながらのピクニック気分も楽しめます。京都のエッセンス溢れる空間で、普段とはひと味違ったクリスマスを過ごすことができることでしょう。
今年も多くの人々が集う大丸京都店のクリスマスツリー。北山杉の美しさと地域の温かさを感じる貴重な体験を、ぜひ楽しんでみてください。特別な冬のひとときをお過ごしください!