DXYZ株式会社は最近、最新の顔認証技術を用いた全顔認証マンションの体験会を開催しました。今回のイベントは、SBI新生銀行グループのダイヤモンドアセットファイナンス株式会社を招待し、オール顔認証マンション「ヴァースクレイシアIDZ上野」で行われました。この新しい技術は、住居における安全性や利便性を大幅に向上させることを目的としています。在宅生活に革新をもたらす「FreeiD」プラットフォームを実際に体験する良い機会となりました。
顔認証プラットフォーム「FreeiD」
「FreeiD」は、DXYZが開発した顔認証のプラットフォームで、スマートフォンアプリから一度顔を登録すれば、日常生活における様々な行動を顔認証で行えるようになります。鍵や財布を持たずに、顔だけで出入りや本人確認、決済ができるという便利さを実現しています。集合住宅向けには「FreeiDマンション」というソリューションを展開し、エントランスやエレベーターなどの共有スペースから各戸への完全な顔認証の導入を進めています。このモデルでは、2024年7月時点で100棟が導入されています。
体験会の模様と参加者の反応
2024年7月30日、体験会にはダイヤモンドアセットファイナンスの役員や従業員12名が出席しました。参加者は、実際に「FreeiD」を使用する様子を観察し、顔認証による快適な生活を体感しました。中には、実際の入居者が顔認証を用いて入出を行う場面もあり、参加者から「自宅にも導入したい」という声が上がったこともありました。
体験会後のアンケートでは、入居者にとって「FreeiD」が従来の鍵よりも利便性が高いと評価された回答が100%を記録しました。今後の普及や、住宅市場への実装についても高い期待が寄せられています。自由回答では、「便利さを知ったら戻れない」との感想や、「高性能マンションの条件として賃料の上昇に寄与する」といったオーナーの評価もありました。さらに、顔認証技術は様々な場面への展開が期待されており、今後は当たり前の機能になるとの声も多く聞かれました。
企業からのコメント
ダイヤモンドアセットファイナンスの代表取締役社長、中村純也氏は、顔認証のスピードと利便性を実感できた貴重な体験に感謝の意を示しました。また、DXYZの取締役社長、木村晋太郎氏も、体験会の成功を喜び、今後の住宅業界への普及に向けた期待を表しました。
ヴァースクレイシアIDZ上野
この全顔認証マンションの概要は、東京都台東区北上野に位置し、JR山手線「上野」駅から徒歩約9分のところにあります。鉄筋コンクリート構造の15階建てで、53戸の住居が提供されています。
企業情報
DXYZでは、デジタル技術を活用して、安心で便利な生活を実現するために、顔認証技術を広く普及させることを目指しています。また、ダイヤモンドアセットファイナンスも個人及び法人向けに不動産融資を行っており、双方が協力し未来の住宅環境を推進していくことが期待されています。今後もDXYZは、「FreeiD」による全顔認証生活を体感したい方を対象に、体験会を随時開催していますので、興味のある方は是非お問い合わせください。