バス運行を支援
2025-10-29 14:53:14

ナビタイムが新たなバス運行管理支援サービスを発表

バス運行管理を革新するナビタイムの新サービス



株式会社ナビタイムジャパンが、バス運行をよりスムーズかつ安心にするための新サービス『バスロケーションクラウド by NAVITIME』を発表しました。このサービスは、バス事業者向けに、独自の経路探索エンジンとAI技術を駆使して、高精度なリアルタイム位置情報と到着予測情報を提供します。提供開始は2026年の春を予定しており、バス業界に大きな変革をもたらすことが期待されています。

専用機器不要で簡易導入


このバスロケーションクラウドの最大の特徴は、専用機器を導入せずとも、既存のバス車内機器またはスマートフォンからGPS情報を取得できる点です。これにより、バスの位置をリアルタイムで把握し、1つの画面上で業務を一元管理できます。

高精度な到着予測技術


さらに、バス専用ナビゲーションアプリ『バスNAVITIME』で培った技術を基に、バス停への到着予測を高精度で行うことができます。運行管理者は、遅延情報や天候、交通渋滞をAIが分析し、的確な到着予想時刻を提供。「バスがどれくらい遅れているのか?」という利用者からの問い合わせにも的確に応えることができるでしょう。

利用される位置情報は、バス事業者のホームページやアプリ上でも公開可能で、利用者が簡単に「バス接近情報」や「到着予想情報」を確認できるようになります。これにより、バスを利用する人たちの利便性が向上し、バス事業者の業務効率化も実現されます。

課題と解決策


現在、多くのバス業者が直面する課題は、バスロケーションシステムの導入コストと精度の問題です。通常、専用車載器を設ける必要があり、そのための初期投資が高額になる場合があります。また、現在のシステムでは、遅延予測の精度が不足しているため、運行管理者が迅速な対応をしづらいという問題もあります。

このような背景を踏まえ、ナビタイムジャパンは自社の技術を活用し、経費を抑えつつ、高精度な到着予測を可能にする新サービスの開発に至りました。これにより、導入を躊躇していたバス事業者の支援が期待されます。

初出展予定の展示会


この新しいサービスは、2025年10月31日に開催される「第11回バステクin首都圏」で初めて展示される予定です。ナビタイムジャパンブースでは、実際のPC画面などを用いたデモが行われ、参加者が実際の運用を体験できます。

まとめ


ナビタイムジャパンが提供する『バスロケーションクラウド by NAVITIME』は、バス事業者と利用者の双方にとって革新的なソリューションとなることが期待されています。今後の展開に注目です。詳しい情報は、ナビタイムジャパンの公式サイトで随時更新される予定です。


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会社情報

会社名
株式会社ナビタイムジャパン
住所
東京都港区南青山3-8-38
電話番号

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