デフリンピック報告会で交流の輪を広げる
2025年11月29日(土)、東京都品川区のアイルしながわにおいて、ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」が主催する「デフリンピック報告会」が開催されました。本イベントには、約150名の参加者が集まり、聴こえる・聴こえないを超えたユニバーサルな交流の場が実現しました。
イベントの背景
この報告会は、2025年11月15日から26日まで東京で開催されたデフリンピックを記念して行われました。多くのデフリンピック出場選手が参加し、彼らの体験や思いを共有。また、デフスポーツの特性や楽しさを体験できるプログラムも用意され、参加者の皆さんの心に深い感動を与えました。
当日のプログラム
イベントは、11時からの開場から始まり、デフリンピックのメダリストたちによる対談が行われました。12時からは、デフスポーツの体験プログラムが始まり、参加者が共にスポーツを楽しむことで、自然な交流が生まれました。特に、健常者・コーダ・聴覚障がい者が同じフィールドで楽しんだことが印象的でした。
対談セッション
対談では、選手たちが競技の裏話や感動の瞬間について語り、多くの共感が集まりました。特に、デフリンピックの名場面についての話は、参加者の心に響いたと報告されています。このセッションを通じて、聴覚障がい者への理解が深まると同時に、聴こえる・聴こえないの違いを越えた親密な感情が生まれました。
地域とのつながり
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会場内では、飲食ブースや物販、ハンドメイド体験なども実施され、地域住民との交流も深まりました。このような多様な取り組みを通じて、地域社会との新たなつながりが生まれ、参加者全体が多様性と包摂性を感じることができる一日となりました。
イベントの目的
本会は、以下の目的をもって開催されました。
- - ユニバーサルイベントの実現: 誰もが一緒に楽しめる場を作ること。
- - 聴覚障がい者への理解促進: 出場選手との対話を通じ、競技への興味を深めること。
- - ユニバーサル社会の推進: 誰もが活躍できる地域社会の実現に寄与すること。
出展ゲスト
この報告会には、多くのデフスポーツのメダリストたちがゲストとして参加しました。
- - 宮川百合亜(デフテニス・女子ダブルス銀メダル)
- - 門脇翠(デフ陸上・男女混合4×400mリレー6位入賞)
- - 亀澤史憲(デフ卓球・男子団体銅メダル)
- - 川島真琴(デフバスケットボール・女子金メダル)
今後の展望
第1回デフリンピックを経て、デフスポーツへの関心が高まる中、ワクセルは定期的にデフスポーツに関するイベントを開催する計画です。コミュニティの活動を通じて、ユニバーサル社会の実現へ向けた取り組みを継続していきます。
ワクセルの取り組み
ワクセルは、さまざまな分野でのコラボレーションを通じて、夢を与え続けるソーシャルビジネスコミュニティです。オンライン講演会やプロジェクト創出など、多岐にわたる活動を展開しており、今後も多くの人々とともに新たな可能性を追求していきます。公式サイトなどで最新情報を発信しているので、ぜひチェックしてください。