令和7年防災功労者表彰の受賞者が決定
令和7年9月12日、内閣府により、令和7年防災功労者内閣総理大臣表彰の受賞者が発表されました。この表彰は、災害時の人命救助や被害の拡大防止に尽力した優れた個人や団体を敬意を表するために行われます。
今回、国土交通省に関連する分野では、1名の個人と13の団体が受賞の栄誉に浴することとなりました。この受賞者たちは、特に豪雨や台風による災害への対応、緊急時の支援活動において顕著な功績を残したとして評価されています。
受賞者の詳細
水防活動に関する受賞者
水防活動に関しては、次の7つの団体が受賞しました。
- - 由利本荘市消防団(秋田県)
- - 戸沢村消防団(山形県)
- - 藤枝市消防団(静岡県)
- - 屋久島町消防団(鹿児島県)
- - 輪島市消防団(石川県)
- - 珠洲市消防団(石川県)
- - 能登町消防団(石川県)
これらの団体は、令和6年の大雨や台風、第10号の影響下での顕著な防災活動が認められました。
土砂災害防止活動に関する受賞者
土砂災害防止に関しては、1名の個人と1団体が受賞しています。
- - 藤田 正治(京都府の一般財団法人 砂防・地すべり技術センター研究顧問)
- - 早稲田学区自主防災連絡協議会(広島県)
両者は防災体制の整備に寄与した点が高く評価されています。
緊急災害対策活動に関する受賞者
緊急災害対策活動、特にTEC-FORCEによる被災自治体の支援に関連する5団体も受賞しています。
- - 内閣府沖縄総合事務局 緊急災害対策派遣隊
- - 国立研究開発法人 建築研究所 緊急災害対策派遣隊
- - 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 緊急災害対策派遣隊
- - 国立研究開発法人 土木研究所 緊急災害対策派遣隊
- - 国土交通省 緊急災害対策派遣隊
これらの団体は、能登半島地震やその他の大雨の際に、ねばり強い活動を展開し、地域の防災体制を支えました。
まとめ
内閣府からの正式な表彰式の日程や詳細については、今後発表される予定です。これらの受賞者は、日々の努力が成果を上げ、多くの命を守るために尽力してきた結果として、この栄誉を授かることになります。彼らの功績は、これからの防災活動においても、更なる模範となることが期待されています。