新たな口腔内スキャナー仕様
2024-09-03 09:22:10

エミウムが口腔内スキャナー利用を革新、データ管理に新たな連携機能を追加

エミウムとMedit Linkの連携開始



エミウム株式会社は、最新の歯科技工業務の効率化を目指し、口腔内スキャナーメーカーであるMedit corporationが提供するデータ管理ソフトウェア『Medit Link』とのAPI連携を発表しました。この連携により、クリニックで採取した口腔内スキャンデータを、セキュリティを考慮しながら自動で管理することが可能になります。これまで手動で行っていたデータ管理の手間を軽減し、より効率的な歯科技工業務を実現します。

背景と現状



現在、2024年6月に予定されている診療報酬改定では、口腔内スキャナー(IOS)が保険に加わることが決定しています。この改定は、患者の負担軽減や高精度な印象データの得られることから、多くの歯科医療従事者に注目されています。しかしこの変化に伴い、「どのようにデータをやりとりすべきか」という問題も浮上してきました。特に、クリニックとラボ間のデータのやり取りは、今まで通りの方法で行うのか、あるいは新たなシステムを導入するべきなのか、しっかりと議論が行われるようになっています。

電子データのやり取りでは、特にセキュリティが重要視されます。この中でエミウムの『エミウム クラウド技工』は、Meditのデータ管理ソフトウェアとの連携を強化することで、両者のシームレスなデータ管理環境を実現しようとしています。

エミウム クラウド技工の利点



『エミウム クラウド技工』を通じて、クリニックのスタッフはMeditの口腔内スキャナーで取得したスキャンデータを、エミウムのプラットフォーム上で直接確認し、必要なデータを一瞬でラボへと送信することができます。このプロセスによって、電子歯科技工指示書と共に3Dファイルを簡単に発注することが可能となります。これにより、業務の効率が大幅に改善されるでしょう。

今後もエミウムはクリニックとラボの間のデジタル連携を強化し、電子歯科技工指示書の機能をより利便性の高いものに進化させることを目指しています。これにより、歯科技工物の受発注業務やデータ管理の簡素化を図り、全体としての生産性向上に寄与することを目指しています。

エミウムのビジョン



エミウムは「ワンチームの歯科技工へ」をコンセプトに掲げ、クラウドソフトを通じて歯科技工業務の効率化を図っています。自社の公式ウェブサイトでは、さらに詳しいサービス内容や取り組みを紹介しています。

公式サイト: エミウム株式会社

会社情報



エミウム株式会社は、デンタルテックスタートアップとして、歯科医療と歯科技工の新たな基盤作りを目指しています。従来の歯科技工業務を効率化するために、AI技術やデジタル製造技術をもとにした革新的なソリューションを提供し続けています。

エミウム株式会社 会社概要


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会社情報

会社名
エミウム
住所
東京都新宿区新宿1-36-2-3F
電話番号
03-6772-8539

トピックス(IT)

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