新刊書籍情報とその背景
株式会社プラグの代表、
小川亮氏が新たに出版した書籍『パッケージデザインのりくつマーケティングから考えるデザイン』は、デザインとマーケティングの接点を巧みに繋げた一冊です。この書籍は、デザイナーだけでなく、商品開発やマーケティングに関わる人々にとっても貴重な資料となるでしょう。
デザインとマーケティングの橋渡し
本書の特徴は、デザインを言語化して論理的に説明できる力を育む点です。マーケティング理論に基づいて、効果的なパッケージデザインを構築するために必要な要素を体系的に解説しています。これにより、消費者インサイトから価格設定、ポジショニングに至るまで、デザインがどのように関わるのかが明確に示されています。
特に、図解や実例を多用することで、初心者から専門家まで幅広い層が理解しやすい内容になっています。さらに、これからの時代に不可欠な
AIを活用した最新のデザイン開発手法も丁寧に解説されており、『AI時代のパッケージデザイン』を実践的に学ぶことができる点が斬新です。
著者の提言と経験
著者である小川亮氏は、30年以上の実務経験と研究を通じて、『感覚』ではなく『論理』で語るデザインの重要性を訴えています。彼の視点から学ぶことで、デザインの価値を他者に効果的に伝える力が養われます。また、AIがもたらす未来のデザインへの可能性についても述べられており、先駆的な視点が盛り込まれています。
実務への応用
「デザインの知識が乏しく、デザイナーとのコミュニケーションに不安がある」という方には特に本書が役立つでしょう。魅力的で戦略的なパッケージデザインを開発する具体的なステップや実務における課題解決のアイデアが詰まった内容です。
書籍情報概要
- - 書籍名: パッケージデザインのりくつマーケティングから考えるデザイン
- - 著者: 小川亮
- - 出版社: 実教出版
- - 発売日: 2024年11月29日
- - 定価: ¥3,520(税込)
全国の書店および、Amazonや楽天ブックスなどのオンラインショップで購入可能です。
目次の紹介
1.
序章: マーケティングとは
2.
Part1: マーケティングとパッケージデザイン
- 第1章 消費者を思う
- 第2章 商品を考える
- 第3章 他社に勝つ
3.
Part2: パッケージデザインをつくる
- 第1章 情報をまとめる
- 第2章 つくるにあたって
- 第3章 デザインを評価する
4.
Part3: 新しい流れ
- 第1章 イノベーション
- 第2章 AI
この書籍が提示する知識と手法を活用することで、現代の複雑な市場においても確かな成果をあげられるデザイン力が磨かれるでしょう。
著者プロフィール
小川亮氏は、株式会社プラグの代表取締役社長であり、経営管理博士でもあります。彼は慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、キッコーマンにて市場調査部や販促企画部での経験を経て、慶應義塾大学大学院にてMBAを取得しました。
日本パッケージデザイン協会の元理事長であり、現在は専務理事として活躍しています。
パッケージデザインにおける彼の独自の視点と深い知識は、多くのビジネスパーソンにとって貴重な指針となるでしょう。