70歳を超えても働き続けたい人が約3割に!
京都府向日市のオムロン ヘルスケア株式会社は、勤労感謝の日に先立ち、30代から70代の就業者を対象に「勤労に関するアンケート調査」を実施しました。この調査の結果、60歳を過ぎても働きたいと考える人々の多数を占めることが明らかになりました。
調査の概要
調査対象は全国の男女1000人。インターネットを通じて行われ、ようやく浮かび上がった現代の働き方についての重要なテーマが見えてきました。
調査結果のポイント
1.
70歳以上まで働きたい人が約3割
調査の結果、71歳以上で働きたいと考える人は297名(29.7%)であり、長く働き続けたいと考える傾向が強いことがうかがえます。
2.
働き続けたい理由
最も多かった理由は「生活維持のための収入を得るため」で58.7%。次いで「就労することで健康を維持するため」と続き、特に70代では67.5%の人が健康維持を理由に挙げています。
3.
必要事項の認識
続けて働くために重要だと思われているのは「健康な体」で85.6%と高く、年齢が上がるにつれてその傾向が強くなっています。
4.
健康課題の認識
回答者たちが不安に感じている健康状態は、「視力低下」「腰痛・肩こり」「肥満」などが挙げられ、特に視力低下の懸念が29.1%に達しています。
5.
定期的な健康診断
なんと8割以上の人が定期的な健康診断を受けているとのことで、特に職場での検診が62.1%を占め、自身の健康を意識していることがわかります。
結論
これらのデータは、今後の高齢化社会において、就業者が自らの健康に意識を持ち続けることの重要性を示唆しています。政府や企業もこの動向を重視し、健康維持をサポートするための制度や環境整備がますます求められることでしょう。