蒲郡市のリユース施策
2024-09-17 20:18:27

蒲郡市が進める新たなリユース施策「おいくら」との連携

愛知県蒲郡市が新たなリユースを導入



愛知県蒲郡市は、リユースの促進を目指し、不要品を効率的に 売却できるプラットフォーム「おいくら」と連携を開始しました。市のリユース意識の高まりを受け、この取り組みが実現した背景には、市民が不要品として廃棄してしまう物の増加がありました。それにより、同市はこれまで民間事業者と協力しながらリユース活動を展開してきましたが、まだまだ無駄な廃棄物が存在していました。

そこで、蒲郡市が注目したのが「おいくら」です。このサービスを運営する株式会社マーケットエンタープライズは、持続可能な社会を目指し、官民連携のSDGsの取組みにも積極的です。彼らはリユース事業の拡大を図る一方で、蒲郡市に対してリユースを活性化させたいとの思いを寄せていました。両者のニーズが一致する中で、今回の連携が実現したのです。

「おいくら」の特徴


「おいくら」は、不要品の査定を手軽に行うことができるサービスです。ユーザーは自宅に居ながらにして、全国にある加盟リサイクルショップへの一括査定依頼が可能です。これにより、複数の買取価格を比較しながら、最も良い条件で不要品を売却することができます。これまでに約120万人もの人々に使われており、その手軽さが好評を得ています。

蒲郡市の挑戦と解決策


蒲郡市では、粗大ごみや大型ごみの収集が行われていますが、特に大きな品物の移動は市民にとって負担となることが多いのが現実です。しかし「おいくら」を利用すれば、自宅の中まで訪問して不要品を運び出してくれる出張買取のサービスを受けることができます。こうした利便性により、特に大型で重量のある品物でもスムーズに売却することができます。さらに、廃棄物処理における市の負担を減らせるとして期待されています。

特に、冷蔵庫や洗濯機など、家電リサイクル法に基づく回収対象まで扱えるのがこのサービスの大きな魅力です。市では回収を行っていないため、まだ使用可能なものは「おいくら」を通じて簡単に売却できるようになります。

今後の展望


9月17日からは蒲郡市のウェブサイトに「おいくら」の情報が掲載され、直接査定を申し込むことが可能となります。この取り組みにより、不要品のリユースを通じた循環型社会の実現が一層促進されると共に、社会全体での資源の無駄を減少できることが期待されています。市民が「廃棄するのではなくリユースする」という意識を持つことで、リユースの選択肢が広がり、さらなる意識変化を促すことにもつながるでしょう。

蒲郡市の魅力


蒲郡市は、海辺の観光地として知られ、温泉地や自然豊かな風景が魅力です。また、地域の文化も深く、歴史的な名所も豊富です。人口は77,744人、56.92平方キロメートルに広がるこの地域で、循環型社会の実現が進むことにより、住民の生活環境がよりよく変わっていくことが期待されます。

マーケットエンタープライズも引き続き、全国への「おいくら」サービスの提供を拡大させており、すでに167の自治体で導入されています。この新たな動きは、愛知県蒲郡市が未来に向けた持続可能な社会作りに一役も二役も買うものとして位置づけられるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社マーケットエンタープライズ
住所
東京都中央区銀座1-10-6 銀座ファーストビル2階・3階
電話番号
03-5159-4060

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。