ロジスタ京都伏見新築
2025-05-28 16:01:21

阪急阪神不動産が物流拠点「ロジスタ京都伏見」を新築、未来の配送を見据えた施設

阪急阪神不動産が新物流施設「ロジスタ京都伏見」を着工



阪急阪神不動産株式会社は、京都府京都市に新たな物流施設「ロジスタ京都伏見」の新築工事に着手したことを発表しました。この施設は2026年7月末の完成を予定しており、関西圏および京都市内への配送に特化した高性能な拠点となることを目指しています。

地域の要望に応えた利便性の高いロジスティクス



近年、企業のサプライチェーンの見直しやネット通販市場の拡大が進む中、利便性の高い物流拠点の需要はますます高まっています。特に京都市内ではまとまった用地の確保が難しい中、「ロジスタ京都伏見」はその立地や機能性が大きな魅力となっています。

本施設は名神高速道路「京都南IC」から約5.9km、第二京阪道路「伏見IC」からは約6.4kmの距離に位置しており、広域配送だけでなく、京都市中心部へのスムーズな配送も実現します。四条河原町まで約12kmという距離は、都市部への効率的な物流を可能にします。

多様なテナントニーズに応える設備



「ロジスタ京都伏見」は、様々なテナントニーズに応じた柔軟な設計が特徴です。倉庫部分は床荷重1.5t/平方メートル、各階の天井高は5.5mと広々としています。標準の柱間隔11.6m×11.3mを確保しており、荷物のスムーズな取り扱いが可能です。

さらに、高性能な荷物用エレベーターや垂直搬送機を各一基ずつ導入し、効率的な縦搬送を実現します。1階にはトラックバースも設置されており、駐車場としての利用も可能で、事業者の多様なニーズに柔軟に応えます。

共用スペースには、従業員用ラウンジやトラックドライバー用の休憩室を設け、働く人々の快適性と利便性を重視しています。

環境への配慮と先進的な設備



環境への配慮も「ロジスタ京都伏見」の重要なポイントです。屋上には太陽光パネルが設置され、発電した電力を自家消費する仕組みが整えられます。また、敷地内には電気自動車用の充電設備も設けるなど、近代的なエコ技術が導入されます。

館内の照明はLED式で、高効率な空調設備を導入し、ZEB Readyの環境認証取得を目指します。さらに、エントランスには地元産の杉を使用した天然木ルーバーを採用し、「木材の地産地消」にも貢献します。

施設情報



「ロジスタ京都伏見」の概要は以下の通りです:
  • - 所在地:京都府京都市伏見区久我西出町7番4他
  • - 敷地面積:約5,000平方メートル(約1,500坪)
  • - 延床面積:約11,100平方メートル(約3,400坪)
  • - 構造規模:S造・地上4階
  • - 施設タイプ:ボックスタイプ

設計・施工には株式会社淺沼組が携わっており、地元のニーズに応えながら、未来に向けた物流環境を整備しています。今後の工事進捗に注目が集まる「ロジスタ京都伏見」。その完成が待ち遠しい限りです。


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会社情報

会社名
阪急阪神不動産株式会社
住所
大阪府大阪市北区芝田一丁目1番4号阪急ターミナルビル内
電話番号

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