漆と陶の美が織りなす「いしかわの工芸」展、銀座で開催

「いしかわの工芸ー漆と陶ー」展が銀座に登場

2025年1月16日から26日まで、東京・銀座のセイコーハウスホールで「いしかわの工芸ー漆と陶ー」展が開催されます。この展覧会は、石川県内で活動を続ける优秀な漆芸と陶芸の作家達が手掛けた作品が集められ、誰もが魅了されること間違いなしです。

石川の工芸は、長い歴史の中で数多くの職人技や伝統が受け継がれてきました。その中で、数々の困難に直面しながらも、鋭い感性を持つ作家たちが真摯に向き合い続けている姿を感じることができます。彼らの作品には、未来への希望や復興への願いが込められています。

特に注目すべきは、出品作家たちの幅広いスタイルと技術です。陶芸の部門では、田端和樹夫氏、德田八十吉氏、中田博士氏、𠮷田幸央氏が参加し、各自の独自の表現方法で作品を展示します。漆芸部門でも、大角裕二氏、坂本康則氏、清水康志氏、田中義光氏など、多くの著名な作家が参加します。

多様な素材と技法を駆使し、作品はそれぞれの作家の個性を表現しています。たとえば、𠮷田幸央氏の金襴手彩色陶筥や田端和樹夫氏の珠洲焼といった作品は、それぞれの工芸技術の粋を集めたものです。展覧会では、作品に込められた思想や歴史を感じながら、一つ一つの作品をじっくりと目に焼き付けることができるでしょう。

また、1月18日（土）には、記念のギャラリートークが開催される予定です。漆芸と陶芸をそれぞれ代表する𠮷田幸央氏と田中義光氏が参加し、彼らの作品や制作に対する思いを直接聞くことができる貴重な機会です。興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

入場は無料で、営業時間は11:00から19:00までですが、最終日は17:00までの短縮となります。混雑時には入場制限がかかる場合もあるため、事前に確認した方が安心です。セイコーハウスホールは、「和光ホール」から改名され、これからはさまざまなアート展を通じて世界に向けた情報発信を行う予定です。

この展覧会は、石川の工芸の温もりや美しさを再確認し、地域の伝統を感じる良いチャンスです。お洒落な街、銀座で、ぜひ貴重な作品たちと出会ってみてください。最新の情報は、公式ホームページやインスタグラムなどで随時更新されるので、ぜひチェックしてみてください。

公式ホームページ: 和光
Instagram: 和光銀座
美術専用Instagram: 和光美術