Kudan LimitedとShowcaseTVの業務提携の概要
英国のKudan Limitedと株式会社ショーケース・ティービー(以下、ShowcaseTV)は、AR(拡張現実)およびVR(仮想現実)技術を使用した新商品の共同開発を進めるため業務提携を締結しました。この提携は、Webサイト最適化という分野でのマーケティング支援において、両社の革新的な技術を最大限に活用することを目的としています。
業務提携に至る背景
ShowcaseTVは、2016年に設立した研究開発機関「ShowcaseLab」を通じて、様々な先進技術の研究に注力しています。特に、Web情報解析技術、機械学習、AR/VR技術などに強みを持っています。最近、AR/VRに関連する市場ニーズが急増しているため、Kudan Limitedの技術とShowcaseTVの顧客ベースを融合させ、新たな製品開発を行う場が整いました。
報告によれば、Digi-Capitalの調査では、2020年にはAR市場が1,200億ドル、VR市場が300億ドルに達すると予測されています。この成長する市場において、両社の提携は非常に重要な意味を持つといえるでしょう。
AR/VR技術の詳細
ARは、実世界に3Dの映像や音を投影する技術で、多様な用途での利用が期待されています。特に、インダストリアルや建築、不動産、医療、教育、販売促進などの分野で、その活用シーンが広がっています。例えば、建物のレイアウトシミュレーションや教育現場での使用が挙げられます。
一方VRは、完全に仮想の映像空間に利用者を没入させる技術です。特にゲームやエンターテインメント領域での活用が期待されており、利用者に新たな体験を提供しています。
Kudan Limitedの強み
Kudan LimitedはAR/VR技術の開発に特化した企業で、欧州において数多くの名誉ある賞を受賞しています。また、IKEAやPEPSI、Audi、Dysonなどの大手企業にもARエンジンを供給しており、その信頼性は非常に高いといえるでしょう。
提携による効果と今後の展望
この業務提携を通じて、Kudan LimitedとShowcaseTVはその技術やノウハウを組み合わせ、特に金融業界や不動産業界、EC業界を対象とした新たなソリューションを提供する予定です。これにより、顧客に対してより魅力的かつ効果的な製品を提案できることが期待されています。
会社概要
- 証券コード: 3909
- 設立: 1996年2月1日
- 所在地: 東京都港区赤坂
- 事業内容: Webサイト最適化技術に基づくマーケティング支援
- URL:
ShowcaseTV
- 代表者: Tomo Ohno(CEO)
- URL:
Kudan Limited
この提携は、両社にとって新たなビジネスチャンスを生む起点となるでしょう。今後の展開に目が離せません。