3Dホログラム診断装置
2022-02-22 09:00:05

医療の未来を拓く3Dホログラム診断装置「True3D」の登場

3Dホログラム技術が医療の現場に革新をもたらす



株式会社センチュリーメディカルが提供する「True3DホログラムPreOP」が、医療機器として正式に認証を受けました。この画期的な装置は、従来の平面画像診断から一歩進んだ次世代の診断ソリューションとして、医療現場のニーズに応えます。

医療の実情と課題



多くの診療科医はこれまで、2D画像を基に判断を行ってきました。しかし、医師間で解剖や病変の理解にばらつきがあり、特に経験の浅い医療従事者に対しては、正確な判断が難しい現実があります。この「True3DホログラムPreOP」は、そのような課題を解決するために開発されました。

True3Dが提供する新しい視点



「True3D」は、2Dの医用画像をリアルな3Dホログラムに変換し、空間的な理解を容易にします。これにより、医師たちは臓器や組織の実物大表示を通じて、より詳細な観察が可能になります。手術計画の支援や臨床的意思決定にも活用できるこの装置は、画像データを瞬時に処理し、必要な情報を提供します。

手取屋岳夫医師は「True3Dを利用することで、特に心臓や大血管の手術において、病態の把握が一層しやすくなり、スタッフ全員が共通の情報を持てるようになる」と語ります。

True3Dの特長



1. 解剖の正確な理解


従来は2Dで提供された情報を基に医師が判断を下すことが多かったのですが、True3Dではホログラムを用いることで、3次元空間での解剖の理解が格段に進みます。これにより、特に若手医師にも効果的に情報共有が可能になります。

2. 手術の効率化


True3Dは、DICOM画像を短時間でホログラフィック画像に変換します。手術前の準備にかかる時間を大幅に短縮できるため、いかにして短時間で精度高く手術を行うかという点でも大きな助けとなります。実物大でのシミュレーションを可能にすることで、手術への不安が軽減されるでしょう。

True3Dの製品詳細



  • - 製造販売業者: センチュリーメディカル株式会社
  • - 一般的名称: 汎用画像診断装置ワークステーション
  • - 販売名: True3DホログラムPreOP
  • - 認証番号: 304ADBZX00001000
  • - 認証取得日: 2022年1月17日

セントリカ・メディカルは1992年に設立され、国際的な医療機器の調達と販売に特化した会社です。医療技術の進化に貢献するため、引き続き新たなソリューションを提供していくことが期待されます。

結論



「True3DホログラムPreOP」は、医療機関における診断の質を飛躍的に向上させる可能性を持っています。特に、複雑な手術が求められる現代医療において、この技術がもたらすメリットは計り知れません。医師たちが共通のビジュアル情報を持ち、患者に対してより質の高い医療を実現するための変革が始まります。

会社情報

会社名
センチュリーメディカル株式会社
住所
東京都品川区大崎1丁目11番2号
電話番号
03-3491-0161

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