KELAが西日本支社を設立
サイバー脅威インテリジェンスの会社、KELA株式会社は、事業拡大を目指して新たに西日本支社を設立しました。2025年12月15日に大阪市に新オフィスを開設し、顧客サポート体制を強化することが発表されました。
KELAは、これまでの活動を通じて、日本国内での存在感をより一層高めてきました。今回の新しい拠点は、西日本エリア特有の脅威に対する対応を強化するための戦略として位置づけられています。特に、昨今のランサムウェア攻撃やサプライチェーン攻撃の増加から、企業や自治体が直面しているセキュリティリスクの重要性が増しています。
西日本支社設立の背景
KELAの日本法人は、今後の成長戦略を掲げており、「2028年までに事業規模を3倍に拡大し、組織体制を倍増させる」という目標を設定しています。同社は現在、13社のパートナーと提携しており、今後はこの数を50社に増やしていく方針です。これにより、脅威インテリジェンスやサイバー防御において国内のトップベンダーを目指しています。この成長の一環として、西日本支社の設立が重要な施策として打ち出されました。
新設される西日本支社は、関西を中心に、中国・四国・九州・沖縄エリアまでの企業や自治体に対して迅速かつ丁寧なサポートを提供することを目的としています。これにより、地域に根ざしたセキュリティ支援が可能となります。
サイバーセキュリティの現状
現在、サイバー攻撃はますます巧妙化しており、企業や組織はその対策を見直さざるを得ない状況にあります。特に中小企業や地方公共団体においても、セキュリティ対策が急務となってきています。KELAでは、ダークウェブや攻撃者のコミュニティを監視する独自のインテリジェンス基盤を持っており、ASM(攻撃対象領域管理)やCTEM(継続的脅威エクスポージャー管理)、サードパーティリスク管理など多様なソリューションを提供しています。
マクニカからのエンドースコメント
KELAの新しい支社開設に際し、株式会社マクニカのプレジデント小林雄祐氏よりお祝いのコメントが寄せられています。彼は、これまでのKELAとの協力に感謝の意を示し、西日本支社の活躍を期待しています。マクニカとしても、KELAとさらなる連携を強化し、全国の企業や自治体のセキュリティリスク低減に貢献する意志を表明しました。
西日本支社の概要
- - 名称: KELA株式会社西日本支社
- - 開設日: 2025年12月15日
- - 代表者: 坂中勇介
- - 所在地: 大阪市淀川区宮原1-1-1 新大阪阪急ビル 3F
- - アクセス: JR「新大阪」駅直結、阪急電鉄「梅田」駅からJR線/御堂筋線で10分
KELAは、サイバー犯罪に対するインテリジェンスを提供し、企業のセキュリティを確保するために、独自の技術と高度な専門知識を駆使しています。新たに設立された西日本支社を通じて、全国各地の企業や特に西日本における顧客に対するサービスを一層充実させていく予定です。