カードローンの審査実態とは?
ココモーラが実施した調査によると、カードローンの審査通過者の年収は『300~400万円未満』が最も多く、約22%を占めました。次に多かったのは『600万円以上』で、参加者の約21%がこの範疇に入っています。
また、カードローンの審査に通った場合の職業・雇用形態についても興味深い結果が得られました。なんと正社員は約68%という高い割合を占めており、パートやアルバイトを含む非正規雇用は約17%と少数派にとどまりました。
審査落ちの経験者の声を見てみよう
調査対象者の約24%が、カードローンの審査に落ちた経験があると回答。そして、その51%が『収入が少なかった』ことが落ちた理由だと考えています。この結果は、収入の安定性が審査においてどれほど重要であるかを物語っています。
調査の概要と方法
この調査は、ココモーラが行ったもので、インターネットリサーチ手法を用いて実施されました。対象は男女154人のカードローン経験者で、調査期間は2025年4月。その背景には、カードローン利用者の実情を知りたいという思いがあるようです。
年収と雇用形態
具体的に年収や雇用形態について見ると、調査で得られたデータは以下の通りです。年収については、
- - 50万円未満: 5.84%
- - 50〜100万円未満: 1.30%
- - 100〜200万円未満: 12.34%
- - 200〜300万円未満: 12.99%
- - 300〜400万円未満: 22.08%
- - 400〜500万円未満: 12.34%
- - 500〜600万円未満: 11.69%
- - 600万円以上: 21.43%
雇用形態の内訳では、正社員が105名(68%)、パート・アルバイトが14名(9%)を占め、派遣や契約社員も含めると、少なからず非正規雇用の人たちも審査に通るケースがあることがわかります。
審査通過者の工夫
さらに、審査に通過するために意識した点についてのデータも収集されました。
- - 申し込み内容に誤りがないよう注意した: 63.64%
- - 借入希望額を低くした: 35.71%
- - クレジットカードで信用情報を積み上げた: 16.23%
このような工夫を行った結果、スムーズに審査を通過したという声が上がっています。しかし、同時に複数の申し込みを避けたり、借入希望額を設定したりと、審査への配慮が必要だと感じる利用者が多いようです。
結論
この調査から浮かび上がるのは、カードローンを利用する場合、収入の安定性だけでなく、雇用形態や信用情報の管理が非常に重要であるという点です。また、正社員が多く通過していることからも、今後のカードローンを利用したい人々は安定した職業に就くことが一つのコツであると考えられます。ココモーラは今後も、お金に関する様々な情報を提供し、皆さんの選択肢を広げるお手伝いをしていきます。