新たなユーザー洞察を提供する「USERDIVE for Apps」
最近、株式会社UNCOVERTRUTHは、日本初となるスマホ向けのネイティブアプリのUI/UX分析ツール「USERDIVE for Apps」の提供を開始しました。これまでアプリ分析ツールは、アプリの起動回数やコンバージョン数を把握することはできても、ユーザーがアプリ内の各画面をどのように見ているのかを分析することができませんでした。これにより、アプリの利用動向を理解するためには、グループインタビュー等の調査に依存せざるを得ず、高費用と時間を要していました。
USERDIVEで解決する具体的なニーズ
「USERDIVE for Apps」は、ユーザーの行動を次のように詳細に分析できる新しいツールです。具体的には、ユーザーの「タップ」「スクロール」「コンテンツの閲覧時間」や、「アプリ内の導線」を把握し、これを基にヒートマップの可視化や動画分析を行うことが可能です。この分析により、ユーザーがアプリを使う上でのボトルネックを特定し、その原因を明らかにできるようになります。これにより、どの部分を改善すれば、ユーザーにとって使いやすいアプリにできるのかが具体的に見えてくるのです。
ツールの主な機能
「USERDIVE for Apps」には以下のような主な機能があります:
- - タップ分析:ユーザーがどのボタンやリンクをタップしたのかを視覚化
- - スクロール分析:どれだけのユーザーがどの部分までスクロールしたのかを確認
- - コンテンツ滞在時間:各コンテンツにどれだけの時間を費やしたのかを把握
- - 動線分析:ユーザーがアプリ内でどう動いているかをマッピング
- - 動画分析:実際のユーザー行動を動画で観察し、詳細に分析
さらに、特定のユーザー(例えば購入者)の行動を分析することもでき、具体的なデータに基づいた改善策を提出することができます。また、日本語の管理画面が用意されているため、ユーザーは安心して利用できます。
導入の手軽さ
このツールの導入は非常に簡単で、SDKを組み込むだけで利用を開始できます。これにより、手間をかけずにアプリの動きやフィードバックを得ることができるため、アプリ開発者やマーケティング担当者にとって大変便利なツールとなるでしょう。
料金と今後の展望
「USERDIVE for Apps」はASP形式で提供されており、現在テスト導入サービスも実施しています。詳細な料金については、問い合わせが必要です。
UNCOVERTRUTH社は、Webおよびスマートフォンサイトにおいても、多数の実績を持ち、これまでにCVR(成約率)の改善に成功しています。今後、同社はさらに多言語対応を強化し、グローバルな市場でも使われるツールを目指しています。
まとめ
今回登場した「USERDIVE for Apps」は、従来のアプリ分析ツールとは異なり、ユーザーの行動を細部まで分析・可視化することが可能です。これにより、アプリ改善がより効率的かつ的確に行えるようになります。ユーザーの真のニーズを理解し、最適なアプリ体験を提供するための強力なツールとして、多くの企業に歓迎されることでしょう。