森田アルミ工業の巾木"fitbase"、iFデザインアワード2019での栄誉
森田アルミ工業株式会社が、名誉ある「iFデザインアワード2019」を受賞しました。このアワードは、ドイツに本拠を置くiF International Forum Designが主催しており、毎年世界中から寄せられるデザイン応募の中から優れた作品が選ばれます。今回、森田アルミ工業が受賞したのは、同社の革新的なアルミ巾木「fitbase」です。
iFデザインアワードについて
「iFデザインアワード」は、66年以上の歴史を持つデザイン賞であり、その受賞作品はiFロゴにより優れたデザインの証として広く認知されています。特に、本年度は52ヵ国から6,375件もの応募があり、67名の専門家による厳正な審査を経て「fitbase」が選ばれました。受賞部門は「1.23Textiles/Wall/Floor」であり、それだけでもこの製品のデザイン性と機能性が高く評価されていることがわかります。
「fitbase」とは?
「fitbase」は、空間に欠かせない基本要素の一つである巾木として、壁を保護しながら洗練された美しさを提供します。従来の巾木は機能的であってもデザイン性が欠けており、空間の全体的な美観を損ねることが多くありました。しかし、「fitbase」はアルミ素材の特性を活かし、存在感を保ちながらも、同時に空間に自然と溶け込むデザインが施されています。
取付け方法も簡便で、まず樹脂ベースを壁に取り付け、その後、巾木本体をはめ込むだけです。樹脂ベースの端部には柔らかい素材が使われており、床の凹凸にも柔軟に対応できる設計になっています。これにより、施工の手間が省け、より多くのユーザーにとって扱いやすい製品となっています。
森田アルミ工業の展望
創業以来、森田アルミ工業はアルミ建材の製造販売を手掛けてきましたが、その中でも近年はデザインに特に力を入れています。アルミの特性を生かし、機能性と美しさを兼ね備えた製品作りを行っており、室内物干しワイヤー「pid4M」など、革新的な商品の開発にも成功しています。
また、これまでに グッドデザイン賞 やドイツのiF賞、レッドドットアワードなど、国内外の多くのデザイン賞で受賞してきた実績があります。これらの評価は、同社の独自の物作りの姿勢が高く評価されている証拠です。
会社概要
- - 会社名:森田アルミ工業株式会社
- - 代表取締役社長:森田 和信
- - 所在地:〒599-0201 大阪府阪南市尾崎町530-1
- - 主な事業内容:室内・外のアルミ建材及びオフィス家具の製造販売
- - 公式ウェブサイト:森田アルミ工業
この度の受賞を機に、今後も森田アルミ工業は新たなデザイン商品を展開し、より多くの人々の生活空間を美しく演出していくことでしょう。