シニアのデジタル活用
2024-09-04 10:25:25

シニア層のデジタル利用実態調査から見えた新たなトレンドとは

シニア層のデジタル利用実態を探る



株式会社DIGITALIOが2024年7月に実施した「シニアのデジタル利用実態調査」の結果が発表され、シニア層のデジタル技術の利用状況が明らかになりました。この調査では、満60歳以上のシニア層の販促キャンペーンへの参加状況やデジタルギフトの理解度を探ることを目的としています。

調査の背景



近年、デジタル技術の普及が進み、全ての世代に影響を及ぼしています。特にシニア層は、従来の印象を覆し、スマートフォンやキャッシュレス決済の活用が増えています。今回の調査では、彼らのデジタルギフトに対する参加傾向と理解度を深掘りしました。

調査結果の概要



調査に参加したシニア層の74.1%が販促キャンペーンに参加したことがあり、特にオンラインプラットフォームでの参加が83.8%という結果が示されました。また、シニア層の79.3%がデジタルギフトを理解しており、48.3%が実際に受け取った経験があると回答しています。デジタルギフトを受け取ったシニア層の91.4%は、問題なく受け取れたと述べています。

興味深いのは、シニア層のデジタルギフト送信経験は全世代で最も少ない8.6%でありながら、72.4%のシニアがデジタルギフトをもらえると嬉しいと感じています。これは、シニア層が贈り物として受け取ることに対して高い期待を持っていることを示唆しています。

デジタルギフトの影響



さらに、販促キャンペーンの景品がデジタルギフトの場合、63.8%がその商品を購入するメリットを感じるとの回答がありました。このことは、企業がデジタルギフトを活用したキャンペーンを実施することが、シニア層の消費行動に良い影響を与える可能性があることを示しています。

調査の結果、シニア層は他の世代と同様にデジタル技術を活用しており、特にオンラインの販促活動に参加する意欲が高いことが明らかになりました。さらに、シニア層がデジタルギフトについて理解し、問題なく受け取ることができている点からも、彼らがデジタル社会にしっかりと適応していることが分かりました。

まとめ



この調査から、シニア層が積極的なデジタル利用者であり、デジタルギフトや販促キャンペーンへの参加において積極的な姿勢を見せていることが確認されました。今後、シニア層に向けたデジタルサービスやキャンペーンは、さらなる拡大と注目が期待される分野となるでしょう。

調査概要


  • - 調査方法:WEBアンケート方式
  • - 対象:全国の10代以上の男女
  • - 有効回答数:401名
  • - 実施日:2024年7月2日(火)

本調査は、シニア層の新たな消費行動を明らかにし、その結果が企業のマーケティング戦略にどのように影響を与えるのか、今後も注目されるでしょう。


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東京都港区虎ノ門2-6-1虎ノ門ヒルズ ステーションタワー36階
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03-4577-1450

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