ENIAQの新たな挑戦
株式会社ENIAQは、東京都文京区に本社を構え、ローカル実行型のAI文字起こし技術「Mozip」を開発しました。この革新的な技術により、法人向けの議事録ソリューション「Mozip Enterprise」の先行導入パートナー企業を募集中です。
背景
ハイブリッドワークが広がる中、会議議事録の重要性はさらに高まっています。その一方で、従来の文字起こし方法にはセキュリティリスクや精度不足、高コストといった課題がありました。ENIAQはこれらの課題を解決するために、ローカル処理ができる高精度・高速AI文字起こし技術を開発しました。
Mozipの特長
「Mozip」は複数の特長を持っています。まず、業界最先端のAIと話者分離技術を統合し、ミーティング参加者を自動で識別し、発言者ごとに正確な文字起こしを行います。これにより、議事録の質が大きく向上します。
また、システム音声をPC内部から直接録音できるため、ZoomやGoogle Meetなどの会議ツールに対応し、追加デバイスなしで運用が可能です。加えて、自然な会議進行を妨げない仕様となっており、ボット入室や通知なしで録音できる点も魅力です。
さらに、ローカル処理による高セキュリティは、情報漏洩のリスクを大幅に低減します。
今回の取り組み
ENIAQは、「Mozip」の技術を基に、クライアント企業のニーズに応じた議事録ソリューションの開発やカスタマイズを行います。具体的な機能例としては、専用の辞書や音声モデルの組み込み、アクションアイテムの自動抽出、会議の要約カスタマイズなどがあります。企業独自のニーズに応じた運用設計も行うため、セキュリティ面においても社内規定に準拠したデザインが可能です。
先行導入のメリット
「Mozip Enterprise」の先行導入による最大の利点は、自社の会議や業務フローに最適化された議事録基盤を構築できることです。議事録の修正作業を軽減し、自動検知機能による録音忘れを防止。要点抽出やToDo振り分けの自動化も行い、議事録にかかる負担を大幅に軽減します。
ENIAQの強み
ENIAQは、東京大学情報系出身のエンジニアチームを中心にした高い技術力が自慢です。迅速な意思決定と企業ごとのカスタマイズ対応が可能なスタートアップならではのスピード感と、ユーザー体験を重視した設計を行っています。
募集概要
ENIAQは、社内外の会議議事録作成に課題を抱える企業を対象に先行導入のパートナーを4社まで募集しています。締切は2025年8月30日です。興味のある方は、以下のリンクからお問い合わせください。
action:お問い合わせ
今後の展望
ENIAQはAI議事録を「単なる文字起こし」から、議論データの活用を通じて意思決定支援や知見共有を実現するプラットフォームへと進化させる予定です。新たな会議ナレッジの活用体験を共に創造できる企業からの連絡を心よりお待ちしています。