Webtoonスタジオ設立
2021-09-27 10:00:05
急成長中のWebtoon専門スタジオ『LOCKER ROOM』が誕生、アカツキからの支援を受ける
Webtoon専門スタジオ『LOCKER ROOM』の誕生
2021年6月、エンターテインメント関連事業を展開する株式会社1LDKが、Webtoonに特化した企画・制作・編集スタジオ『LOCKER ROOM』を設立しました。このスタジオは、急成長するデジタルコミック市場において、新しいマンガ表現を提案することを目的としています。特に、縦読みフルカラーマンガとして知られるWebtoonは、スマートフォンやパソコンでの閲覧を踏まえたコンテンツとして人気が高まっており、国内外での需要が急増しています。
設立の背景と目的
『LOCKER ROOM』は、2020年5月からエンターテインメントプロデュースやデジタルマーケティングを手掛けてきた1LDKの取り組みの一環として設立されました。ここでは、自社IPに加え、他社の知的財産も活用し、日本を代表するWebtoon作品の育成に注力します。特にゲーム会社やテレビ局とのコラボレーションを通じて、独自のヒット作品を生み出すことを目指すなど、多様なアプローチが計画されています。
代表取締役の朝岡優太氏は「このビジネスにおいては、クオリティが求められ、論理と感性を融合させることが不可欠です。長期間にわたる制作が報われないこともある厳しい市場ですが、Webtoon専門スタジオの設立を通じて、多くの人に愛される作品を生み出していきたい」と熱意を語っています。
アカツキの支援
また、株式会社アカツキがこのプロジェクトに出資し、スタジオの後押しを行うことになりました。アカツキの代表取締役CEO、香田哲朗氏は、朝岡氏がアカツキの卒業生であることを強調し、「彼のクリエイティブな能力や熱意に期待しており、一緒に素晴らしいWebtoon作品を世に送り出すことができると信じている」とのコメントを寄せています。
要募集
『LOCKER ROOM』では、現在Webtoon作家やネーム作家を募集中です。経験者や未経験者を問わず、多くの才能を歓迎しています。興味のある方はぜひ、公式サイトを確認してください。
Webtoonという新しい読書体験
Webtoonは、主にスマートフォンで読むことを前提としたデジタルコミックで、縦スクロール形式とカラフルな表現が特徴です。このフォーマットは、ユーザーの読書体験をより豊かにする要素として、特に若年層を中心に人気が高まっています。日本国内でもさまざまなプラットフォームで作品数が増加しており、昨年はマンガ賞でもWebtoon部門が新設されるなど、その地位を確立していることが伺えます。
今後、『LOCKER ROOM』が提供する新しいマンガ表現がどのように発展していくのか、多くの期待が寄せられています。新たなヒットを生み出すための挑戦が、既存の漫画業界にどのような影響を及ぼすのか、今後の動向に注目していきたいところです。
会社情報
- 会社名
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株式会社LOCKER ROOM
- 住所
- 東京都品川区西五反田7丁目22番17号TOCビル11階4号TOCビル11階4号
- 電話番号
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