SAKIGAKE JAPANとDEAが戦略的パートナーシップを締結
2023年12月、株式会社SAKIGAKE JAPANと株式会社Digital Entertainment Asset(DEA)は、日本の防災知識を世界に広めるための戦略的パートナーシップを正式に結びました。本提携は、気候変動による自然災害の激化を受けて、日本で蓄積された防災の知恵を整理し、グローバルな課題解決へと導くことを目的としています。
提携の背景と目的
近年、気候変動の影響により、自然災害は世界中で頻発しています。一方、日本に存在する豊富な被災体験や防災の知識は、多くの場合体系的に整理されることなく失われつつあります。そのため、SAKIGAKE JAPANとDEAはそれぞれの強みを生かし、民間の防災知識を集約・標準化し、世界に通じる防災ソリューションを構築することを目指しています。
具体的な取り組み
具体的には、DEAが開発した市民参加型ゲーム「ピクトレ」や、関係人口プラットフォーム「ご当地ひみつエージェント」を利用した防災チャンピオンシップが開催されます。ここでは、全国各地から集めた防災に関する体験や知恵が、AIを通じて分析・整理され、一元的なデータベースとして利用されます。このデータは、将来的にはカード化され、IPコンテンツとして展開される予定です。
防災知識の国際化
SAKIGAKE JAPANは、日本の防災知識を「消えゆく防災の記憶」として位置づけ、これを世界基準の知識資産に転換することを目指しています。出版社や教育機関、国際機関と連携を進め、防災知識カードを通じた教育やエンターテインメントにおける新たな市場を開拓していく方針です。
各社の代表コメント
この新しい取り組みに対して、SAKIGAKE JAPANのCEOである近藤宗俊氏は、「市民から防災知識を引き出す装置として、DEAが提供するゲームプラットフォームは非常に期待が持てます。これを通じて集まるデータを分析し、日本の防災知識を世界のスタンダードにする未来を実現したい」と語っています。
DEAの社長である山田耕三氏も、「ピクトレ」や「ご当地ひみつエージェントを通じて、民間の防災知識を大規模に集め、世界に届けることが私たちの新たな挑戦です」と応じています。
今後の展望
両社の取り組みは、まず2026年に「ピクトレ防災チャンピオンシップ」を開催し、民間防災知識の収集を開始します。次に、収集した知識をカード化し、教育やエンタメ市場での商品化を進める予定です。最終的には、AIに基づく防災ソリューションを世界中に展開することで、日本発の防災知識が世界標準として根付くことを狙っています。
この新たなパートナーシップによって、多くの地域で困難を抱える人々に向けて、日本の知恵が役立つ日が訪れることが期待されます。