こども気温イベント開催
2024-07-02 15:08:55

「こども気温」に着目!ウェザーマップとサントリーが熱中症対策啓発イベント開催

猛暑が続く中、子どもたちの熱中症対策は重要な課題となっています。株式会社ウェザーマップとサントリー食品インターナショナル株式会社は、子どもの身長の高さで計測した気温が大人よりも高くなる「こども気温」に着目し、熱中症対策啓発イベントを共同開催します。

イベントは、2024年7月18日(木)から20日(土)の3日間、東京・八王子市の「えきまえテラス」で開催されます。会場では、ウェザーマップが監修した「こどもの気温のきけんマップ」の配布や、大人に冬用コートを着せて「こども気温」を体感できるコーナーなどが設置されます。

さらに、緑色の消防車「熱中症防車」の展示と散水体験、救急救命士による熱中症の予防や応急処置を学ぶ講座も実施されます。また、水分補給に最適な「GREEN DA・KA・RA」と「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」の無料配布も行われます。

ウェザーマップとサントリーは、このイベントを通じて、子どもたちの熱中症対策への意識を高め、安全な夏を過ごせるように支援していくことを目指しています。

子どもは大人より暑い!「こども気温」とは?



ウェザーマップとサントリーが行った共同検証実験では、地面の照り返しなどの影響で、子どもの身長の高さで計測した気温が、大人と比較して約7℃も高くなることが分かりました。このことから、子どもは大人よりも熱中症のリスクが高いことが明らかになっています。

この実験結果に基づき、ウェザーマップでは2023年7月から9月までの期間、子どもの高さでの猛暑日を算出したところ、通常の猛暑日の約2.5倍もの日数がありました。

イベント内容



① 熱中症防車の展示と散水体験

イベント会場には、緑色にペイントされた消防車が展示されます。車体には、八王子市の気温を示した温度計と、その気温に+7℃した「こども気温」が同時に表示されます。これにより、子どもたちが「こども気温」について理解を深め、夏場の水分補給の大切さを認識することができます。また、子どもたち向けの散水体験も実施されます。

② こどもの気温のきけんマップの配布

熱中症リスクの高いエリアを一覧にした「こどもの気温のきけんマップ」が配布されます。夏のお出かけ先を中心に、街や遊び場、屋内での注意すべきポイントを紹介することで、子どもたちの熱中症対策を促します。

③ 「+7℃」を疑似体験する体感コーナー

衣服の保温力を数値化したclo値を用いて、「+7℃」の保温力に相当する衣服を調べたところ、冬用コートが該当することが分かりました。体感コーナーでは、暑熱環境下で冬用コートを着用することで、子どもが感じる暑さを疑似体験できます。

④ 救急救命士による熱中症対応講習

救急救命士が、熱中症の予防や応急処置についてレクチャーします。講習は、各日5分程度、受講者が集まり次第、不定期で開催されます。

⑤ 「GREEN DA・KA・RA」「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」の無料配布

夏の水分補給に最適な「GREEN DA・KA・RA」と「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」が無料配布されます。

専門家コメント



ウェザーマップ所属の気象予報士で、熱中症予防管理者/指導員の多胡安那氏は、「こどもの気温のきけんマップ」について、「こどもが特に熱中症になりやすい場所を紹介しています。安全だと思い込んでいる場所に熱中症リスクが潜んでいる場合もあります。このマップと普段の行動を照らし合わせ、こまめな休憩や水分・塩分補給などの対策をすることが大切です。」とコメントしています。

まとめ



ウェザーマップとサントリーが開催するこのイベントは、子どもたちの熱中症対策の重要性を啓発し、安全な夏を過ごすための知識を深める絶好の機会です。親子で参加して、熱中症について学び、対策を学んでみてはいかがでしょうか。


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