大人気RPG『ファイナルファンタジー』シリーズの多言語ローカライズに関するウェビナー
イカロス出版株式会社が主催するオンラインセミナー、「つーほんウェビナー」の第14回が2025年4月25日(金)に開催されます。そのテーマは、ファンに愛され続けるRPG『FINAL FANTASY(ファイナルファンタジー)』シリーズの多言語ローカライズについてです。
ゲーム翻訳のプロたちが登壇
このイベントには、株式会社スクウェア・エニックスから特別にローカライズの担当者が登場します。彼らは、最新作『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』の翻訳に関する具体的な工程や、ゲームの魅力を保つための苦労についてお話しします。
2023年にリリースされた『ファイナルファンタジー16』では、日本語を含む6つの言語音声と、なんと14言語のテキストが収録されています。このことからも、国内外で多くのファンがこのゲームを楽しんでいることが伺えます。
マルチリンガルの挑戦
ウェビナーでは、どのようにして大作ゲームが多言語展開されるのか、そのプロセスについて詳しく触れます。また、翻訳を行う際にゲームの世界観をいかに維持するかという点にも焦点が当てられます。同社のローカライズチームによる具体例を通じて、参加者はゲーム翻訳者としての視点を得ることができるでしょう。
経験豊富なモデレーターが進行
モデレーターには、著名なゲーム翻訳者の大江昌道さんが務めます。彼は、現在進行中の「誌上翻訳コンテストゲーム編」の出題者でもあり、翻訳に関する知識やノウハウを参加者と共有します。翻訳に対する情熱のある方々に向けて、応募の際の留意点や、ゲーム翻訳者としてのキャリアを築くためのアドバイスも提供されます。
ウェビナーの参加対象者
このウェビナーは、以下のような方々にお勧めです。
- - 「誌上翻訳コンテストゲーム編」に応募予定の方
- - ゲーム翻訳に興味がある方
- - 『FINAL FANTASY』などの大作ゲームのローカライズに関心がある方
- - ゲームや言語が好きで、翻訳の仕事に魅力を感じる方
- - 現役のゲーム翻訳者で、情報収集をしたい方
参加方法
ウェビナーはZoomで行われ、2025年4月25日18時30分から20時まで配信されます。入室は18時25分から可能で、参加費は2,000円(税込)です。事前にPeatixのイベントページからチケットを購入する必要があり、申込締切は4月24日(木)19時です。
詳細や申し込みは、以下のリンクから確認できます。
Peatixイベントページ
「誌上翻訳コンテスト ゲーム編」
今回のウェビナーの一環として行われる「誌上翻訳コンテストゲーム編」は、季刊誌『通訳翻訳ジャーナル』が主催する読者参加型のコンテストです。翻訳に興味のある方は、どなたでも応募でき、多くの人にとって自身のスキルを磨く良い機会となるでしょう。
まとめ
イカロス出版株式会社が提供するこのウェビナーは、ゲーム翻訳の知識を深めたい方、また新たな翻訳者を目指す方にとって貴重な機会です。専門的な知識を学びながら、業界の最前線にいるプロから生の声を聞けるチャンスをお見逃しなく!