津南醸造、日本酒の魅力でサステナブルな食文化を推進

津南醸造がSustainable Food Night #26に登場

2025年5月20日、東京で開催された「Sustainable Food Night #26」に、津南醸造株式会社がドリンクパートナーとして参加し、同社の日本酒を提供しました。津南醸造の代表である鈴木健吾氏は、イベントの中で発酵の魅力を伝え、サステナブルな食文化に対する貢献を強調しました。

このイベントは、「FIVE WINを実現するイノベーション〜米麹発酵で作るしあわせ甘味料〜」がテーマであり、参加者たちは発酵の未来や米の可能性について活発に意見を交わしました。特に注目されたのは、株式会社オリゼの代表・小泉氏のプレゼンテーションです。小泉氏は、発酵技術を利用した新たな甘味料の可能性を説明し、参加者にとって新たな価値を提供する機会となりました。

さらに、甘酒やグラノーラなどの米麹から生まれたプロダクトの試食も行われ、参加者は多様な食の選択肢を体験し、発酵食品の新たな視点を得ることができました。特に津南醸造が提供した日本酒の数々は、参加者の間で大きな話題となりました。

津南醸造の提供した日本酒

津南醸造からは、以下の三種類の日本酒が振舞われました：

- つなん白：令和6酒造年度において、新潟県知事賞を受賞した代表銘柄で、今後の日本酒のスタンダードとも言える存在。
- GO LUNAR：新しい発酵と熟成技術によって作られた、未来志向の限定酒。
- GO SPARKLING GOLD：発酵の力を最大限に活かした、華やかで繊細なスパークリング日本酒。

鈴木健吾氏もイベントに参加し、研究開発や発酵の社会実装についての意見交換を行いました。彼は「発酵文化の重要性や地域資源を活かした日本酒づくりを通じて、持続可能な未来の食文化に貢献を続ける」との意気込みを語りました。

津南醸造の概要

津南醸造は、新潟県中魚沼郡津南町に拠点を置く酒蔵です。豪雪で知られる地域の天然水を仕込み水として利用しており、地元産の酒米を使用した製造が特徴です。彼らのブランドコンセプト「Brew for Future」には、自然との共生と革新を融合させた理念が込められています。津南醸造は、発酵文化を通じて地域の価値を高め、持続可能な食文化の実現を目指します。

このような取り組みを通じて、津南醸造は今後もサステナブルな食の未来を築いていくことでしょう。