深谷市消防本部、救急隊員の負担軽減にアシストスーツ導入
埼玉県深谷市消防本部は、救急隊員の腰痛対策として、アシストスーツ「マッスルスーツSoft-Power」を16台導入しました。
近年、救急車の出動件数は増加傾向にあり、国民の20人に1人が緊急搬送される状況です。特に、深谷市消防本部のように救急事案の多い消防本部では、隊員の負担が大きくなっています。
深谷市消防本部では、24時間勤務の中で10回以上出動することもあり、隊員の体力消耗は深刻です。また、公務員の定年延長により、高齢職員の増加も予想され、体力維持の重要性は高まっています。
こうした状況を受け、深谷市消防本部は、隊員の健康維持と安全な業務遂行を目的として、アシストスーツの導入を決断しました。
導入された「マッスルスーツSoft-Power」は、電気不要で、屋内外問わず様々な作業シーンで活躍するサポータータイプの製品です。
最強クラスの補助力で腰への負担を軽減
「マッスルスーツSoft-Power」は、独自の技術により、サポータータイプでは最強クラスの補助力を実現し、腰の負担を35%軽減します。
傷病者の搬送やストレッチャーの取扱いなど、腰に負担のかかる作業をサポートすることで、隊員の体力消耗を抑え、安全な救急活動を支援します。
深谷市消防本部では、アシストスーツ導入の効果を実感しており、隊員からは「効果を実感できている」「業務の妨げにならない」といった声が聞かれます。
女性隊員への活用も期待
近年、女性消防士の増加もみられます。アシストスーツは、男性だけでなく女性隊員にとっても、身体的な負担を軽減し、安心して業務に取り組める環境を提供します。
深谷市消防本部の取り組みは、隊員の健康維持と安全な救急活動を両立する、先進的な取り組みと言えるでしょう。
マッスルスーツSoft-Powerについて
「マッスルスーツSoft-Power」は、株式会社イノフィスが開発した、電気不要で軽量なアシストスーツです。
製品名:マッスルスーツSoft-Power
サイズ:1サイズ(適用身長:150cm~190cm、ウエストサイズ:フリー)
メーカー希望小売価格:59,400円(税込)
ブランドサイト:https://musclesuit.co.jp/soft_power/