MIYOSHIが建設業界の負担軽減を目指す
埼玉県三芳町に拠点を置く株式会社MIYOSHIが、10月16日から17日にかけて東京ビッグサイトで行われた「ハイウェイテクノフェア2025」において、同社の最新技術を披露しました。この展示イベントでは、MIYOSHIが開発したカンタン監視カメラ「G-cam」とその進化版「G-POKE」が、株式会社DTSインサイトのブースで紹介され、業界関係者の注目を集めました。
G-cam・G-POKEの特徴
MIYOSHIの「G-cam」は、建設現場の管理を簡略化するために設計された監視カメラです。これにより現場のリアルタイム映像を収集できるだけでなく、そのデータが直ちにダッシュボード「サイトダイバー」と連携され、情報が一目でわかる形で表示されます。デモンストレーションでは、BIM/CIMのデータに加え、騒音、気温、天気、湿度、WBGT値など、さまざまな情報が統合され、画面を切替えることなく情報を確認できるシステムの利便性が体感されました。
効率的な現場管理の実現
この新しい監視システムは、建設現場における情報の一元管理を可能にします。現場の状況をリアルタイムで把握することで、作業の効率を向上させ、トラブルの早期発見につながります。業界全体がデジタル化を進める中、MIYOSHIの「G-cam・G-POKE」は、建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に大きく貢献することが期待されています。
今後の展示予定
さらに、MIYOSHIは今後も展示会に参加して技術を紹介する予定です。以下のイベントで「G-cam」と「G-POKE」の展示が計画されています。
- - 建設技術展2025近畿(10月30日~31日、インテックス大阪)
- - 建設技術展2025関東(11月19日~20日、サンシャインシティ展示ホール)
- - 建設DX展2025【東京】(12月10日~12日、東京ビッグサイト)
これらの展示を通じて、MIYOSHIは現場の作業負担を軽減し、労働環境の改善を目指します。未来に向けた技術革新を体現する「G-cam・G-POKE」は、現場監視カメラの新基準となることでしょう。
会社情報
株式会社MIYOSHIは、埼玉県入間郡三芳町に本社を構え、現場監視カメラの開発・製造・レンタルを行っています。代表取締役社長は佐藤英吉氏で、企業の理念としては技術革新を通じて建設業界の発展に寄与することを掲げています。今後の展開に注目が集まります。