日本の伝統技術を活かした防犯アイテムの新提案「錺之ドアスコープカバー」

飛鳥時代から受け継がれる技術、錺金具を用いた防犯アイテム「錺之ドアスコープカバー」が2023年3月3日に発売されました。近年、玄関のドアスコープからの盗撮被害が増加している中、スタイリッシュかつ安心感を持たせるデザインが求められています。本製品は、機能性と aestheticsを見事に融合させた新しい防犯アイテムです。

1. 錺之ドアスコープカバーの特徴

本商品は、外径37mm、内径17mm、厚さ4mmのサイズで設計されており、取付け可能なドアスコープは直径17mm以下、厚さ2.5mm以内です。使用素材は高級感を漂わせる銅とマグネットで、デザインは四季をテーマにした梅、藤、菊、南天の4柄が展開されています。色は金メッキと銀メッキから選べ、価格は税込6,600円です。

2. 開発の背景と目的

近年、ドアスコープの覗き穴からの盗撮被害が増加。外から室内が見えないように設計されていますが、悪用する器具が横行している現状があります。このような社会問題に応じて、おしゃれで機能的なドアスコープカバーの製作が決定されました。市販のものは防犯性が強調されるあまり、デザイン性に欠ける商品が多く見受けられました。そこで、錺金具の特性を活かし、インテリアとしても楽しめる製品を目指したのです。