静岡発!お茶とお酒の新たな出会い「ZEN TEA BREW」
静岡地方が誇る茶葉を100%使用したDIYカクテルキット「ZEN TEA BREW」が、2025年7月24日に開催されるイベント「Tech Beat Shizuoka 2025」で発表されることが決まりました。この画期的なキットは、日本初のお茶とお酒の組み合わせを実現しており、お茶の新たな楽しみ方を提供します。
300年ぶりの「お茶のイノベーション」
発表を行うのは、株式会社dozoの代表取締役、三浦弘平氏です。彼は、現代のお茶業界が抱えるさまざまな課題に対して、「T(ea)X」という新たな挑戦を通じて解決策を提案します。この取り組みは、日本茶の価値を高め、国内外での展開を目指しており、茶農家を「生産者」から「クラフトマン」へと位置づけます。
「お茶×お酒」という前例のない組み合わせにより、愛好者たちはそれぞれの文化を新たに体験できるチャンスが広がります。静岡県産のプレミアム茶葉を使用し、特に注目すべきは健康面でのメリットです。研究によれば、カテキンやテアニンはアルコールで抽出する方が水やお湯よりも効率的に進行することが示されています。
ZEN TEA BREWの詳細
「ZEN TEA BREW」は、誰でも手軽にプロ並みのティーカクテルを楽しめるDIYカクテルキットです。使用する茶葉は全て静岡県産の高品質なものにこだわり、ドライフルーツやスパイスを加えて販売されます。リリース予定のレシピはAIを活用したものになっており、お酒とお茶の新しい組み合わせを追求しました。
利用方法も簡単
このキットの使用法はいたってシンプルです。ユーザーは以下の3ステップをこなすだけで、オリジナルのカクテルを作成できます。
1. キットの内容物をボトルに入れる。
2. お好みの蒸留酒を注ぐ。
3. 冷蔵庫で1時間待つ。
たったこれだけで、おいしいティーカクテルが完成します。
三浦弘平氏のプロフィール
三浦氏は静岡県出身で、6年間の新規事業立ち上げを経て、海外での生活も13年経験した経歴を持っています。23年の歳月を経て静岡に戻り、2023年に「株式会社dozo」を設立しました。彼は、日本茶を海外での市場でいかに価値を高めるかに強い関心を抱いており、これからも茶産業の活性化に尽力しています。
Tech Beat Shizuokaの魅力
「Tech Beat Shizuoka」は、静岡県が進めるオープンイノベーションのイベントであり、全国各地のスタートアップと地域企業を結ぶ場として注目されています。今年度の開催では、170社を超えるスタートアップが出展予定で、過去最大の規模となります。このイベントを通じて、「ZEN TEA BREW」の存在感はますます際立つことでしょう。
まとめ
静岡県産茶葉を利用したDIYカクテルキット「ZEN TEA BREW」は、ただの飲み物としてのお茶ではなく、文化と体験を楽しむ新しい方法を提案します。日本初の試みとして期待が高まるこの商品は、ぜひ注目したい存在です。公式サイトや登壇者ページでのさらなる情報にもご期待ください。