マリンチャレンジ2021
2021-04-14 16:16:37

海の未来を育む「マリンチャレンジ」が2021年もスタート!新たな挑戦者求む

海の未来を育む「マリンチャレンジ」がスタート!



2021年、再び「マリンチャレンジ」が開催されます。このプログラムは日本財団・リバネス・JASTOの協力によって行われ、中高生たちが海や水産、そして水環境に関連する様々な研究に取り組むことができる場を提供します。2017年度以来、海の可能性を探求する実践的なプロジェクトとして注目を集めています。

マリンチャレンジプログラムの概要



「マリンチャレンジ」は、中高生研究者を支援するための取り組みであり、参加者は自身の選んだテーマについて自由に研究を進めることができます。研究内容は、船舶や洋上風力発電などの製作、海洋生物の行動解析、海の環境保護に関する研究など多岐にわたります。若手研究者による中高生研究アドバイザー制度も導入されており、参加者が指導を受けながら技術を向上させることができます。

アドバイザーがサポートした中高生研究者は、「中等教育研究指導員」として正式に認定されるため、この活動は教育活動としての評価も得られます。これにより、中高生たちは自らの研究成果を通じて、進路に生かすことが期待されています。

COVID-19の影響とオンライン大会の実施



2020年度の今大会は新型コロナウイルスの影響を受け、全ての発表がオンライン形式で行われました。Web会議ツール「Zoom」を利用し、全国から40チームの中から選抜された15チームが参加。各チームはそれぞれの研究成果を発表し、熱い競争が繰り広げられました。この結果、最優秀賞には宮崎北高等学校の黒木美花さんチームが受賞。彼女たちは、自作のプログラムを用いてハクセンシオマネキの行動を解析しました。若い研究者たちの真剣な姿勢に、多くの関係者の期待が寄せられることでしょう。

新たな挑戦者を待降した今年のプログラム



2021年も「マリンチャレンジ」の採択チームが決定。全40チームが8月の地区ブロック大会で成果を発表する予定です。テーマは地域に特有な生態系の探求や、海洋プラスチック問題に関する研究など多様化しており、どのチームも注目されています。また、授与式や地区ブロック大会が4月から8月にかけてオンラインで行われる予定です。

マリンチャレンジの公式サイト



詳細な情報や研究テーマについては、公式サイトへのアクセスが可能です。参加を希望する中高生たちが、未知の海の世界に挑む機会を持ってほしいとの願いが込められています。公式サイトはこちらからご覧ください。

海を未来に引き継ぐプロジェクト



参加者たちはただの研究者ではなく、未来の海洋科学技術を支える仲間となる可能性を秘めています。このマリンチャレンジを通じて、学生たちが自らの力で海の未来を切り拓く姿勢を持つことが期待されます。今後の動きに注目し、私たちも海に関する課題を考える良い機会となることでしょう。

会社情報

会社名
海と日本プロジェクト広報事務局
住所
東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561

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