ドラマ『被写界深度』完成披露イベントレポート
2023年6月19日、フジテレビ本社マルチシアターにて、ドラマ『被写界深度』の完成披露イベントが行われ、W主演を務める宇佐卓真と平野宏周が登壇しました。本作は、原作である苑生のデビュー作で、WEB連載として920万PVを集めた話題作です。2017年にはコミックスにもなっており、待望の映像化を果たしたこの作品に多くの期待が寄せられています。
作品の概要
ドラマ『被写界深度』は、主人公の早川秀一郎が過去のトラウマを抱えつつ、音楽を取り戻す過程を描いています。早川を演じる宇佐卓真は、音楽を捨て心を閉ざしていた少年が、同級生の紺野遼平との出会いを通じてどう成長していくのかを表現しています。平野宏周は、カメラに情熱をかける紺野役を務め、共演者たちとも立体的な関係を築いています。
イベントの内容
イベントでは、宇佐と平野がそれぞれの役柄に込めた思いを語りました。宇佐は「早川は音楽への思いとトラウマの狭間で葛藤するキャラクター」と語り、役への感情移入を強調しました。また、平野は「紺野は真摯に自分の情熱に向き合うキャラクター」であるとし、その魅力を伝えました。
各自の役柄についての考察
宇佐が述べるには、早川は友人たちに対して「心に嘘をついてしまうキャラクター」であり、自分自身に向き合うことが難しい人物です。平野は、紺野の「真っ直ぐな姿勢に心が打たれた」と話し、その役を演じることの意義を感じていました。
双方が、お互いのキャラクターについても意見を交わし、宇佐は平野の「素直な気持ちを表現する姿に羨ましさを覚えている」と言い、平野は「早川の持つ感情の葛藤が美しい」と称賛しました。
ドラマの見どころ
宇佐は「人々が抱える挫折と再起を描いたこの作品には、多くの共感が得られる」と述べ、最終回まで見届けてほしいというメッセージを込めました。平野も「このドラマを通じて視聴者自身が自分を見つめ直してほしい」と心のこもった言葉を添えました。
撮影エピソード
撮影中には、様々なエピソードがあったことを明かしました。特に、屋上での撮影時には実際にウトウトしたことを明かし、「その場所が心地よかった」と語る平野の姿が印象的でした。また、クランクアップ時のエピソードでは、互いに感動を共有した瞬間を振り返り、感謝と絆の深さを感じる出来事があったことも伝えられました。
作品の公開について
『被写界深度』は、6月20日よりFODで配信が開始されます。毎週金曜日20時には最新話が配信され、視聴者は1話を無料で体験できます。公式サイトやSNSなどを通じての応援も募集しているとのことです。
全6話の作品情報
本作は全6話から成り、登場人物たちの繊細な心の動きを描いています。視聴者は、それぞれの成長と友情に触れ、自分自身の経験と重ね合わせることができるでしょう。また、オリジナルグッズとポップアップストアも計画されており、ファンにとって見逃せないイベントの数々が用意されています。
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