冷凍冷蔵倉庫「Cold Logi船橋」が畜産物検査場所の指定を取得
千葉県船橋市で運営されている冷凍冷蔵倉庫「Cold Logi船橋」が、2024年7月に畜産物の輸出入検査場所としての指定を新たに取得しました。この取得は、SGホールディングスグループの一員である佐川グローバルロジスティクス株式会社によるもので、より効率的で高品質な物流サービスを提供するための一環です。
「Cold Logi船橋」は、国内外の物流拠点として機能しており、冷凍食品の需要が拡大している昨今、特に注目されています。冷凍食品の人気は、都市部での宅食市場の成長やプレハブ型飲食業の普及と共に急速に高まっています。このような背景の中、海外からの冷凍食品の原材料となる畜産物の輸入が増加しており、そのための保税倉庫と検査施設の需要も高まっています。
動物検疫の目的は、外国からの畜産物の輸入によって国内に持ち込まれる可能性のある家畜伝染性疾病の防止です。家畜伝染予防法に基づき、輸出入を行う際には、事前に指定された保税倉庫内での検査が義務付けられており、「Cold Logi船橋」はこの役割を担います。
「Cold Logi船橋」が、有効な保税蔵置場の許可を持ち、さらに検査場所の指定を受けたことで、畜産物を輸出入するお客さまには多くのメリットが提供可能になりました。具体的には、これにより、リードタイムの短縮やコスト削減が実現し、より効率的な物流サービスが整いました。
今後、佐川グローバルロジスティクスは、お客さまのニーズに応える形で、さらに高品質な物流サービスの提供を継続していく計画です。これにより、国内の冷凍食品市場や関連産業において、物流の重要な役割を果たすことが期待されています。
「Cold Logi船橋」は、地域経済にとっても重要な拠点となるべく、引き続き運営に力を入れ、効果的な物流システムの構築に努めてまいります。皆さまが安心して冷凍食品を享受できるよう、今後ともサービスの向上に取り組んでいく所存です。