第63回技能五輪全国大会でのエプソンの成果
2023年10月17日から20日まで、愛知県で開催された「第63回技能五輪全国大会」において、セイコーエプソン株式会社(以下、エプソン)の社員7名が見事に入賞しました。この大会は、若手技能者がその技術を競い合う日本の重要なイベントであり、国内の41職種において技能レベルを誇示する場です。
エプソンの入賞者
今年の大会ではエプソンは、次の職種での受賞者を輩出しました:
- - ウェブデザイン職種 では、金賞を受賞したのは、セイコーエプソンのDX戦略推進部の杉下悠さん。
- - 時計修理職種においても金賞を獲得したのが、秋田エプソンの仙道琉さん。他にも、同職種の敢闘賞には、奥原蘭さんと髙橋琉星さんが名を連ねました。
- - 電子機器組立て職種では、セイコーエプソンのものづくり塾の寺島廣人さんが銅賞を受賞。
- - プラスチック金型職種と精密機器組立て職種では、それぞれ秋田エプソンの小野夢斗さんとセイコーエプソンの木戸拓磨さんが敢闘賞を受賞しました。
技能五輪全国大会の意義
技能五輪全国大会は、原則として23歳以下の若手技能者が参加できるイベントで、各都道府県から選ばれた才能ある若者が技能を競い合います。エプソンは1971年からこの大会に参加しており、ものづくりの企業としての使命の一環として高度な技能の継承に努めています。
若手社員たちは大会出場に向け、日々の業務の中で技術向上を目指し、訓練を重ねています。
今後の展望
エプソンは、今後も技能と技術を大切にしながら、独自の『省・小・精』の追求を続けていく方針です。これにより、さまざまな社会課題に向けて取り組み、人と地球が共に豊かになる未来を目指しています。
大会の詳細
技能五輪全国大会は、競技職種数が41で、エプソングループはそのうち8職種に参加しました。参加者数は1,016人で、エプソングループからは21名がこの大会にチャレンジしました。大会は愛知県国際展示場など15の会場で行われ、大きな盛り上がりを見せました。