協和日成が受発注業務の電子化へ
株式会社協和日成は、施工管理アプリ「Kizuku/キズク」を導入し、業務改善に向けた受発注業務の電子化を推進しています。年に約4万件の受発注が発生する中、これまでの紙媒体での処理からデジタル化への移行を目指すこの取り組みは、業務の効率化だけでなく、コスト削減にもつながると期待されています。
受発注業務が抱える課題
協和日成は建築設備、ガス・機器設備、ガス導管、電設・土木事業を展開しており、多岐にわたる業務を抱えています。しかし、受発注業務では以下のような問題が発生しています。
1.
手作業が多い: 印刷や押印、郵送など、時間のかかる手作業が依然として多く残っており、効率が悪い。
2.
決裁の遅れ: 承認者や確認者が不在の場合、業務が滞る可能性が高い。
3.
保管場所の煩雑さ: 紙の資料を保管するためのスペースが必要で、その管理も手間がかかる。
4.
リスクの増大: 書類の紛失や誤廃棄が発生するリスクが常に存在。
5.
担当者の負担: 手書きによる請負通帳を運用しているため、件数が多いと担当者に大きな負担がかかる。
これらの課題を解決するため、協和日成は基幹システムの刷新を決定し、基幹システムと連携可能な「Kizuku/キズク」を採用することになりました。
Kizukuの導入による効果
Kizukuを利用した電子受発注機能の導入により、協和日成は受発注業務のデジタル化を開始しました。この変革によって、業務の大幅な時間短縮が期待されています。特に、年間約1,600時間も受発注に費やしていたことから、その削減効果は明らかです。さらに、収入印紙などコスト面でも顕著な削減が見込まれています。
未来への展望
協和日成は、今後も受発注の電子化、施工管理の効率化、協力会社との予定管理を進める方針です。得意先ごとに管理している物件を共通化し、発注から請求までのプロセスを一元化することで、さらなる効率化を図っていく予定です。
コムテックス株式会社は、協和日成やその協力会社の業務に役立つ機能の充実を図り、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に寄与するために、運用フォローを行っていきます。
会社概要
- - 商号: コムテックス株式会社
- - 代表者: 代表取締役社長 竹脇 正貴
- - 所在地: 富山県高岡市東中川町7-18
- - 設立: 1989年4月
- - 事業内容: 建設DXソリューションサービス、ITコンサルティング
- - 資本金: 3,600万円
- - 公式サイト: コムテックス
この新たな取り組みが、協和日成の業務改善を加速するとともに、建設業界全体の生産性向上に寄与することを期待します。